ハンファジャパンは26日、「UMAZONe」ブランドの小型オートビデオレコーダー「DVR-Q2」を発表した。同日より、web限定で発売する。同社のショッピングサイトでの価格は、9,800円。

手軽に使える監視用ビデオカメラ「DVR-Q2」

明るい場所ではカラーで、暗い場所では赤外線によるモノクロで撮影を行う

DVR-Q2は、手軽に使える防犯用のビデオレコーダー。一般的に防犯カメラは、ネットワークなどでビデオ機器と接続されており、設置には、それなりに費用や手間がかかる。DVR-Q2は、30万画素のCMOSカメラとビデオレコーダーが一体化させることで、手軽な運用を実現している製品。

カメラには、人体検知センサーを搭載。人を検知した場合、一定時間の映像を音声付きで記録する(DVR-Q2では、センサーが人を検知した場合のみ撮影を行う。それ以外の状態では撮影を行うことはできない)。明るい場所では、映像はカラーで撮影されるが、暗い場所の場合、赤外線撮影によるモノクロ映像となる(赤外線LED装備)。記録時間は20秒、60秒、180秒から選択可能。指定した時間が経過すると撮影は停止するが、その状態で、まだ検知可能な範囲(最大検知距離は約6m)に人が居たた場合、再度撮影をスタートする。映像は、VGA(640×480)/QVGA(320×240)/QCIF(178×144)の3サイズ。フレームレートは10fps/15fps/30fpsから選択できる。ファイル形式はMotionJPEG(AVI)。カレンダー機能も搭載されており、画面上に撮影した日時が自動的に合成される。記録メディアはmicroSD/SDHCカードで(最大32GBまで対応)同社によると、Class4~6のメディアの使用が望ましいとのことだ。製品には4GBのmicroSDHCカードが付属している。VGAでフレームレート30fps、180秒の撮影時間を選択した場合、1回の撮影で約110MBの容量となる。なお、撮影中にメディアの容量が不足した場合、古いファイルから上書きされていく。

電源はACアダプター、または内蔵の充電式バッテリー。バッテリーは約2時間で充電され、連続待機時間は約7日、連続撮影時間は最大で約1.5時間。電源の確保しにくい場所などにも設置可能だ(ただし、DVR-Q2は防水ではないため、屋外などへの設置には向いていない)。本体サイズは45(W)×73(H)×33(D)mm。質量は約49g。製品には、ACアダプタ、USBケーブル、ゴム製の台座などが付属する。