丸井グループのエポスカードと楽天グループのビットワレットは26日、ビットワレットが運営するプリペイド型の電子マネー「Edy(エディ)」と、エポスカードが運営する「エポスポイント」のポイントプログラムを連携し、同日からサービスを開始したと発表した。

同サービスは、2010年11月に、丸井グループと楽天がEコマース事業などでの業務提携に合意したことに伴う、第二弾の取り組み。第一弾としては、2010年12月に「丸井(マルイ)楽天市場店」が楽天市場に出店している。

具体的には、所定の登録手続きをした「おサイフケータイ」でEdyを利用すると、「エポスポイント」が、月額利用金額が累計1,000円ごとに1ポイント付与される。Edyは、全国25万5,000カ所以上のコンビ二エンスストアやスーパー、ドラッグストアで利用できるため、「ユーザーは日々のさまざまな買い物でエポスポイントを貯めることができる」(両社)。

また、エポスカードからクレジットカードチャージ(入金)ができるサービスも開始し、オンライン上で24時間いつでも簡単にEdyをチャージすることが可能となる。なお、エポスカードからのクレジットチャージも、「エポスポイント」獲得の対象となり、月額チャージ金額が累計1,000円ごとに1ポイント付与される。

Edyの利用やチャージで貯まった「エポスポイント」は、マルイでのショッピング精算時の割引や商品券などへ交換することができる(マルイでのショッピング精算時に1ポイント=5円換算)。

両社では、今回ポイントプログラムの連携を機に、「エポスカード会員のおサイフケータイユーザーのEdy利用機会の増加を目指すと同時に、エポスカード会員へのサービス向上により、エポスカードの利用促進につながることを期待している」としている。将来的にはマルイの店舗や、「マルイウェブチャネル」でのEdyの導入も進めていく予定。

同サービスの開始を記念し、所定の登録手続きをした「おサイフケータイ」で期間中(1月26日から2月28日)に累計5,000円以上、エポスカードでクレジットチャージしたユーザーに、もれなく「エポスポイント」を200ポイント(マルイのショッピング割引1,000円相当)プレゼントするキャンペーンを開催する。

ビットワレットとエポスカードでは、「今後も、丸井グループと楽天グループが掲げるネットとリアルの融合を図り、ユーザーの満足度を向上すべく新サービスの提供に努めていく」としている。