パナソニックは25日、iAズーム21倍(光学16倍)ズームやGPSを搭載した旅カメラ「LUMIX(ルミックス) DMC-TZ20」を2月25日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は4万7,000円前後。
同製品は、フルハイビジョンのAVCHD動画機能搭載し、iAズーム21倍(光学16倍)ズームにより撮影の幅が大きく広がったGPS搭載の旅カメラ。前機種から引き継いだGPS機能のランドマーク件数を増加したり、マイランドマーク登録機能の搭載、GPS測位スピードをアップしたことで、旅先でさらに使いやすく便利になったとのこと。
カメラまかせでシーンを自動判別して最適な設定にしてくれる「おまかせiA」機能も搭載。新たに、おまかせiA時のフラッシュ制御の適正化や、逆光時に認識した顔の大きさに応じて露出を制御することで、日中の空の白とびを抑えたり、夜間の背景を明るい雰囲気にすることが可能となっている。
さらに、おまかせiAモードでは高速連写機能を活かし、夜景を手持ちでも簡単・きれいに撮れる「i手持ち夜景モード」を追加。夜景シーンを高速連写で撮影し合成することで、手ブレやノイズを抑えて撮影することができる。超解像技術を用いてズーム域を拡大させるiAズームを利用すれば、最大21倍ズームでの撮影が可能となる。
撮像素子には有効画素数1,410万画素のMOSセンサー、レンズは35mm判換算で28~384mmの光学16倍ズーム「ライカDC バリオ・エルマーレンズ」を搭載。手軽に3D撮影を楽しめる「スライド3D撮影機能」も搭載する。記録メディアは約18MBの内蔵メモリーのほか、SD / SDHC / SDXCカードに対応。突起物を除く本体サイズは104.9(W)mm×57.6(H)mm×33.4(D)mmで、バッテリーとメモリーカードを含んだ質量は約219g。