第一フロンティア生命保険は、通貨指定型個人年金保険「プレミアカレンシー(米ドル・ユーロ・豪ドル)」を4銀行で発売開始した。取扱いは、池田泉州銀行、肥後銀行、宮崎銀行、もみじ銀行となる。
同商品は、外貨建資産で運用する個人年金保険。通貨種類は、米ドル、ユーロ、豪ドルの3種類で、契約申込みの際に1種類を指定する。また、運用期間(積立利率保証期間)を3年・5年・6年・10年と複数設定するとともに、運用期間ごとに積立利率を定め、その積立利率により積立金額が増加する仕組みとなっている。そのため、運用期間満了時の外貨建の年金原資額は、契約締結時に確定し、外貨建の一時払保険料相当額を下回ることはない。
ただし、為替相場の変動による影響から、受取時の為替レートで円換算した年金原資額や死亡給付金額は、契約時の為替レートで円換算した一時払保険料相当額を下回り、損失が生じる場合があるとのこと。契約締結時の積立利率は、毎月1日と16日の2回に設定される。
このほか、さまざまな年金原資額の受取方法や、運用期間を短縮して年金支払いを開始させることが可能な機能なども用意。利用者の多様なニーズにきめ細かく対応する商品になっているという。