ウェザーニューズは24日、全国のウェザーリポーターと冬ならではのテーマに取り組む「冬企画」の一環として、「部屋の温度調査」の結果を発表した。同調査は、17日~19日の期間に携帯サイトを通して実施し、1万7,431人(男性42%、女性58%)から有効回答を得た。
まず、「いつもいる部屋の温度は?」と尋ねたところ、最も部屋の温度が高かった都道府県は、2010年に引き続き北海道で21.67℃。以下2位が秋田県で21.38℃、3位が青森県で20.96℃、4位が沖縄県で20.43℃、5位が東京都で20.04℃と続いた。
一方、下位は45位が長崎県で17.62℃、46位が和歌山県で17.59℃、47位が佐賀県で17.37℃となった。全国平均は19.39℃で、昨年の18.93℃より0.46℃上昇。同社はこの理由を、今冬は強い寒波の到来が相次ぎ、全国的に昨年より冷え込みが厳しい分、部屋を暖かくする人が多くなったため、と推察している。
次に、部屋での服装について、「半袖+短パン」「半袖+長ズボン」「長袖+長ズボン」「上下長袖+上着」「上下長袖+厚手の上着」の5択から選んでもらい、都道府県別に集計した。その結果、最も薄着だったのは沖縄県、次いで2位が北海道、3位が秋田県、4位が青森県、5位が高知県との順になった。
また、就寝時にかける布団と毛布の枚数について、「0枚 / 1枚 / 2枚 / 3枚 / 4枚 / 5枚以上」の6択から回答してもらったところ、「2枚」が最も多く48.6%。続いて「3枚」(31.5%)、「1枚」(9.4%)、「4枚」(8.0%)、「5枚以上」(2.2%)、「0枚」(0.3%)との結果になった。都道府県別では、最も枚数が多かったのは岩手県で3.22枚、反対に最も少なかったのは沖縄県で1.82枚だった。
部屋の温度が高い都道府県ランキング
順位 | 都道府県 | 温度 |
---|---|---|
1位 | 北海道 | 21.67℃ |
2位 | 秋田県 | 21.38℃ |
3位 | 青森県 | 20.96℃ |
4位 | 沖縄県 | 20.43℃ |
5位 | 東京都 | 20.04℃ |
6位 | 神奈川県 | 20.03℃ |
7位 | 千葉県 | 19.90℃ |
8位 | 福井県 | 19.81℃ |
9位 | 埼玉県 | 19.75℃ |
10位 | 滋賀県 | 19.67℃ |