FXCMジャパンは24日、スマートフォン向けFX取引アプリケーションサービス、『TSモバイルfor iPhone』/『TSモバイルfor Android』に新機能を追加したと発表した。

「TSモバイルfor iPhone」と「TSモバイルfor Android」は、FX Trading Station 2.0の操作性を可能な限りスマートフォン上で再現するとともに、「その特性を最大限に生かしている」(FXCMジャパン)。特にスマートフォンを利用している多忙なビジネスパーソンに向けて、「スピーディーな判断と取引環境を支援する」(同社)ことをコンセプトに、プライスアラート機能や自動ログイン、任意設定可能なリアルタイム取引レート、ワンタップで注文が執行される「クイックモード」などの機能を搭載している。

今回追加された新機能は、「チャート上からの簡単発注機能」「FX取引アプリの中国語対応」。チャートからの簡単発注機能を追加することによって、サブウィンドウ上から、"スピーディーかつ簡単に"注文を執行することができるようになった。

チャートからの簡単発注機能を追加することによって、サブウィンドウ上から、"スピーディーかつ簡単に"注文を執行することができるようになった

例えば、4つのチャートを同時表示させている場合、頻繁に取引される通貨ペアを♯1に設定しておくことで、その通貨ペアがサブウィンドウ表示時にデフォルトセットされる。指定していた4つの通貨ペア(♯1~♯4)は、サブウィンドウ上から選択が行える。また、今回のアップデートにより、クイックモード(ワンタップで注文が執行)選択時においては、チャート画面から注文画面へ遷移することなく注文を出せることができ、「より快適かつスムーズな取引を実現した」(FXCMジャパン)。

また、同社は、2010年11月から中国語によるカスタマーサポートを開始し、中国語を母国語とする顧客へのサービスを展開しているが、今回、中国語対応の「TSモバイルfor iPhone」「TSモバイルfor Android」のサービスを開始した。FXCMジャパンの顧客全体において中国語を母国語とする顧客の占める割合は高くないものの、平均取引額は一般顧客の平均取引額の約4倍という。同社では稼働率の高い潜在層の顧客獲得ならびにリテンションの一つの施策として、中国語対応に注力。「今後も多言語サポートによるサービス展開を充実させ、顧客ひとりひとりのニーズに応えていきたい」(同社)としている。

今回、中国語対応の「TSモバイルfor iPhone」「TSモバイルfor Android」のサービスを開始した