BS-TBSと森永製菓の「カレ・ド・ショコラ」のコラボレーションにより企画されたドラマ『恋チョコ』の制作発表会見が20日、都内で行われ、作品に出演する高橋愛(モーニング娘。)と桜田通が出席した。
ドラマ『恋チョコ』の制作発表会見に出席した高橋愛(右)と桜田通 拡大画像を見る |
『恋チョコ』は、BS-TBSとNTTコムウエアによって作られた"ARV"と呼ばれる新サービスにより、20日から配信を開始。静止画を動画に変換することができる機能・AR(=Argument Reality)に、動画(VTR)をプラスしたARVは、携帯電話のOS「Android」で『恋チョコ』アプリをダウンロードし(無料)、「カレ・ド・ショコラ」のパッケージを撮影するとドラマを視聴できるというサービス。同菓子は4種類のフレーバーが発売されており、それぞれのパッケージを撮影することで内容の異なる4作品を視聴することができる。
バレンタインデーを目前に控えながら自分の思いを相手に伝えられない女性・文菜(高橋)と、彼女の前に現れた天使・アンジュ(桜田)の切ない恋を描いた『ビタースイートエンジェル』に出演した高橋は、「今回の作品は、同じストーリーをそれぞれの視点で描いた"文菜の場合""アンジュの場合"という2作品で楽しむことができます。文菜としてはサラッと聞き流していたセリフでも、アンジュの視点から見るととても重要だったりして面白いんですよ。自分で出演したドラマなのに、ワクワクしました(笑)」と作品の見どころを解説。高橋自身は「思ったことは何でも言っちゃうタイプ」ということだが、「恋愛に対しては積極的?」と質問が飛ぶと、「どうでしょう…? うちの母が今のわたしの年齢(24歳)の時には、もう子供を2人産んでいたんですよ。最近、そんな母から"少し積極的になったほうがいいのでは?"って言われます。そうなれるように頑張ります!」と笑顔で答えた。
一方、消極的な文菜を恋に導く天使を演じた桜田は「天使を演じるのは二度目なんですが、僕自身はバレンタインデーに関する思い出がありません(笑)。母と姉にチョコをもらったぐらいかな…。積極的な女性も好きですけど、今回の作品を通して文菜のような大人しい女の子にも魅力を感じました。だから、ことしは文菜のような女性からのチョコを募集します!」とアピールした。
また、先日、今秋をもってモーニング娘。からの卒業を発表した高橋には、その後の活動についても質問が。歴代最長となる10年間にわたって同グループに在籍してきた高橋は「モーニングの活動としてもお芝居をする機会もあったので、演技をすることに魅力を感じています。今回のドラマのような新しい企画、新しい役に挑戦していきたいですね。プライベートでは海外に興味があるので、語学の勉強などをしてみたいです」と新たな目標を掲げていた。