2月15日スタートのNHKドラマ『四十九日のレシピ』の完成披露試写会が20日、東京・渋谷の同局で行われ、和久井映見、風吹ジュン、徳永えりが出席した。
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伊吹有喜の同名小説をドラマ化した同作。大切な人を亡くした家族が、生きることの辛さを乗り越えて再生に向かうまでの日々を温かな視点で描く。母の乙美(風吹ジュン)が亡くなって2週間。娘の百合子(和久井映見)は、父の良平(伊東四朗)を気遣ってではなく、夫と別居するつもりで帰郷すると、実家には家事を手伝う井本(徳永えり)がいた。生前に乙美からレシピを受け取っていた井本は、四十九日に大宴会をやろうと提案するが…。
主演の和久井は「伊東さんと親子であるとが嬉しくて幸せな日々でした。伊東さんと風吹さんの回想シーンが特に印象深かったですね」とアピール。ドラマの内容に掛けて「自分の四十九日はどうされたい?」という質問に和久井は「みんなが笑ってくれる四十九日がいいですね」と応え、徳永も「誰も悲しんで欲しくないので楽しく迎えて欲しいですね」と話していた。
また、先日亡くなった演出家・和田勉に対して「今日は黒の衣装で来ようと思いましたが、このドラマを体験して亡くなった方を悲しむことは喜ばないと思い、あえて白で来ました」と風吹。「演出される時に他の女優さんの名前を呼ばれた方でしたね」と生前のエピソードも明かしていた。