ケンウッドは20日、デジタルオーディオプレーヤー「Media Keg」シリーズの新モデル「MG-G508」を発表した。発売は1月下旬。価格はオープンで、市場価格は1万2,000円前後と予想される。

新モデル「MG-G508」。カラーバリエーションが5色に増やされている以外、従来機からの変更点は無い

Media Kegシリーズは、他のデジタルオーディオプレーヤーとは一線を画した高音質設計を特徴とするプレーヤーで、かつては制振性能を高める2重筐体などを採用したハイエンドモデルもラインアップされていた。MG-G508は、2009年12月に発売された「MG-F516/508/504」の後継モデル。同社としては久々のデジタルオーディプレーヤーということになる。

MG-G508は、前モデルのマイナーチェンジモデルで、前モデルでは16GB/8GB/4GBの3種類あった内蔵メモリーの容量が8GBに統一された以外、スペックに変化はない。前モデル同様、microSDカードでのメモリー増設にも対応。再生ファイル形式はMP3/WMA/AAC/WAV。2.0型のカラーTFT液晶パネルを装備しており、JPEG/BMP形式の画像表示にも対応する。

メモリー容量以外の前モデルからの変更点は本体色。従来はシルバー/ブラック/ピンクの3色だったカラーが、ホワイト/ピンク/ブラック/グリーン/イエローの5色へと増やされている。

電源は内蔵リチウムイオンポリマー充電池で、充電時間は2.5時間(USB)、連続再生時間は約25時間となっている。本体サイズは46.5mm(W)×98.5mm(H)×10.5mm(D)、質量は45g。