ライフネット生命保険は20日、「ビジネスパーソンの朝活に関する実態調査」をモバイルリサーチで実施、1,000名の有効回答を得た。同調査は、2010年11月19~30日の12日間、全国の20歳から39歳の会社員(アルバイト・パートを除く)を対象に行なわれた。

朝活の状況を聞いたところ、何らかの朝活を行っている『朝活派』は全体では41.2%。男女別では男性46.4%、女性36.0%と、男性が女性よりも10.4ポイント高く、女性よりも男性の方が朝活を実践していることが分かった。

性・年代別では、男性では20代前半で40.0%、20代後半で55.2%、30代前半で47.0%、30代後半で43.4%となり、女性では20代前半で40.7%、20代後半で32.0%、30代前半で36.9%、30代後半で36.9%となり、20代後半の男性で最も『朝活派』が多い結果に。

勤務先での役職別では、役員クラス・部長クラス・課長クラス・係長クラスを合わせた「管理職(「役員クラス」「部長クラス」「課長クラス」「係長クラス」計)」では、『朝活派』が55.0%なのに対し、「一般社員」では37.9%と、17.1ポイント差が見られた。年収別では「600万円以上の層」での朝活派は57.7%、「600万円未満の層」は39.6%となっており、勤務先での役職や年収によって、朝活状況に差が見られる結果となった。

現在朝活を行っている『朝活派』の朝活の内容として、最も多くあげられたのは「メールチェックや仕事の準備をする」(47.8%)、「新聞でニュースをチェックする」(43.4%)、「ネットでニュースをチェックする」(39.1%)と、仕事の準備や情報のチェックが上位を占めた。他にも、「雑誌や本を読む」(15.0%)、「資格や仕事に役立つ勉強をする」(10.4%)など、知識の吸収や能力向上を目指した朝活を行っている様子や、「ストレッチをする」(11.2%)、「ジョギング・ウォーキングをする」(5.3%)、「テレビ体操やラジオ体操をする」(4.6%)など、健康増進や体力向上を目的とした朝活を行っている様子も窺えるとしている。

また、朝活の為に通常の起床時間よりどの位早起きをしているかを単一回答形式で聞いたところ、「30分~1時間前」が55.3%と最も多く、「10分~15分前」という『プチ朝活派』も38.1%見られた。朝活を始めて良かった点を複数回答形式で尋ねると、「時間を有効に使えるようになった」が最も多く52.4%、次いで「生活のリズムが整った」34.7%、「仕事がはかどるようになった」23.5%、「遅刻をしないようになった」21.1%となった。

起床時間は『朝活派』で最も多かったのが「6時台以前」(74.0%)だったのに対し、『非朝活派』は59.1%、就寝時間は『朝活派』で最も多かったのが「24時台以前」(78.2%)なのに対し、『非朝活派』は67.3%にとどまった。