JR西日本金沢支社は18日、特急「雷鳥」の運転終了を記念したキャンペーンの概要を発表した。特急「雷鳥」は大阪と北陸方面を結ぶ列車として1964年から運行を開始し、最盛期は16往復の定期列車と多数の臨時列車を運行した。しかし現在は新型特急「サンダーバード」への置き換えが進み、定期列車は1往復のみ。その1往復も3月11日が最後になるという。
引退セレモニーは3月11日に金沢駅で実施する。出発式は3番のりばで07:00頃、到着式は7番のりばで20:00頃の予定。運転士への花束贈呈、駅長による発車合図を行うとのこと。
「雷鳥」号ピンバッジプレゼントキャンペーンは2月7日~27日に実施する。金沢発大阪行の雷鳥8号と大阪発金沢行の雷鳥33号に乗車する利用者に対して、3種類のピンバッジのうちひとつをプレゼントする。配布場所は金沢駅改札内の特設ブースで、配布時間は06:40~07:05、20:05~20:30。雷鳥号の特急券提示が条件で、乗車日当日のみ配布するとのこと。ピンバッジの種類は選択可能。
なお、ピンバッジには「特性コレクション応募シール」がついており、3枚集めて郵送すると抽選で100人に「雷鳥ピンバッジ特製コレクションケース」があたる。
金沢駅で配布されるピンバッジのデザイン |
金沢駅では2月7日から3月11日まで、特急「雷鳥」号引退記念パネル展を実施する。展示場所は金沢駅コンコース内。内容は雷鳥の誕生から引退までの歩みを紹介する年表、「雷鳥」の勇姿を捉えた写真展、公募による「雷鳥」の思い出、メッセージ、写真などの展示など。公募作品は18日より2月28日まで受け付ける。応募用紙は金沢駅コンコースで配布する。JR西日本ホームページからもダウンロード可能。自作の応募用紙も使用可。展示に採用した作品の作者には雷鳥引退記念キーホルダーをプレゼントするという。