タスカムは、米国アナハイムで開催された世界最大の楽器展示会「2011 NAMM Show」にて、Antares Audio Technologiesと共同開発したボーカルプロセッサー/マイクプリアンプ「TA-1VP」を発表した。発売時期・価格は未定。

本製品は、音楽制作市場において著名なピッチ補正ツール、antares製「Auto-Tune」の最新バージョン「Auto-Tune Evo」を搭載したボーカルプロセッサー/マイクプリアンプ

本製品では、Perfumeなどが機械的なボーカルサウンドを創りだすために利用しているエフェクトであるantares製のAuto-Tune Evoを採用。+48Vファンタム供給可能なXLR端子をフロントに備え、ボーカル処理に活用できるantaresのマイクモデリング、コンプレッサー、ディエッサー、イコライザーを搭載する。また、本製品はハードウェア単体で動作するため、適度な強さでAuto-Tuneを常時ONすることで ボーカルトラックを聞きやすくすることが可能だ。ライブでのボーカリスト自身によるボーカルプロセッシングから自宅録音でのボーカルトラック録音・トラック ダウンまで、幅広く活用できるボーカリスト向けのチャンネルストリップとなっている。