米Microsoftは1月18日(現地時間)、モバイルアプリ「OneNote Mobile for the iPhone」を公開した。同社Office製品「OneNote」のiPhone版にあたり、PCやWebアプリ版で作成したノートを開いて内容を確認し、検索機能を利用できるほか、iPhone版アプリをフロントエンドとしてメモ書きも可能となっている。要Windows Live IDで、アプリ自体は期間限定で無償提供されている。
OneNoteは、いわゆる電子手帳にあたるもの。To-Doリストのような備忘録だけでなく、自らメモを作成し、それをSkydriveのオンラインクラウドを介して異なるクライアントマシン間で同期できる機能を持つ。PC版、Webアプリ版、Windows Phone 7版がすでにリリースされており、今回のiPhone版は4つめのプラットフォーム追加となる。OneNoteの特徴としてテキスト入力以外に写真メモや音声メモを挟み込める点が挙げられるが、こうした機能をそのまま利用できるのもiPhone版ならではのメリットだ。
アプリの本体サイズは4MBで、対応OSはiOS 4.2以上。iPhone、iPod touch、iPadでそれぞれ利用できる。