ナイキは17日、フランスフットボール協会とのパートナーシップ提携と、サッカー・フランス代表の新しいチームユニフォームを発表した。新ユニフォームはエレガントなデザインに革新的機能と環境持続性を融合しており、2月9日にスタッド・ド・フランスで開催されるブラジルとの親善試合で初めて着用される。

ナイキのプロダクトによるサッカー・フランス代表の新ユニフォーム

昨年行われたFIFAワールドカップ南アフリカ大会では、グループリーグ敗退という結果に終わったサッカー・フランス代表。EURO 2012予選では4試合を終えてグループ首位に立つ中、今年からナイキとパートナーシップ提携を結び、ユニフォームにおいても再起を図ることになった。

新ユニフォームはブルーを基調に、フランスフットボール協会のバッジの裏面には、「Nos Differences Nous Unissent」(我々の違いが我々を結びつける)のメッセージがプリントされた。素材については、シャツとショーツ全体に再生プラスティックボトルから作られたマイクロファイバーポリエステルを使用し、環境持続性の高いキットに。シャツにはオーガニックコットンも使用した。

2月9日のブラジルとの親善試合に先駆けて、ナイキではフランスフットボールの新しい時代の到来を告げるキャンペーンも行われるという

なお、17日にはフランス・パリで記者会見も行われ、ナイキ社長兼CEOのマーク・パーカー氏、フランス代表監督のローラン・ブラン氏らが出席した。

パーカー氏は、「フランスは世界でも最も多くの成功を収め、名を馳せているチームのひとつ。これからフランスのフットボールのために一役を果たせることを誇りに思います」とコメント。ブラン監督は、「このユニフォームは、世界にも知られるフランスのエレガンスを表現しています。しっかりとした襟、新しい青の色や、新しく加わった赤い色が特徴となり、私のチームに掲げたい理念にもよく合っています」と述べた。