KORGは、米国アナハイムで開催された世界最大の楽器展示会「2011 NAMM Show」にて、同社の最新技術を結集し開発した最新ミュージック・ワークステーション「KRONOS」を発表した。2011年4月上旬発売予定。

本製品は、8インチSVGA(800×600ピクセル)の大型カラーLCDによるタッチビュー・グラフィカル・ユーザーインタフェースを搭載した最新ミュージック・ワークステーション。従来のハードウェアシンセの常識を覆す、大容量SSD搭載による超ロングサンプルを収録

本製品では、61鍵/73鍵/88鍵仕様の3モデルをラインナップ。88鍵、73鍵の両モデルには、RH-3ウェイテッド鍵盤を採用する。また、ピアノ音源「SGX-1(Premium Piano)」、エレクトリック・ピアノ音源「EP-1(MDS Electric Piano)」、トーンホイール・オルガン音源「CX-3(Tonewheel Organ)」、PCM音源「HD-1(High Definition Synthesizer)」、アナログ・モデリング音源「MS-20EX(Legacy Analog Collection)」、アナログ・モデリング音源「PolysixEX(Legacy Analog Collection)」、ハイ・クオリティ・アナログ・モデリング音源「AL-1(Analog Synthesizer)」、VPM/FMシンセシス音源「MOD-7(Waveshaping VPM Synthesizer)」、物理モデル音源「STR-1(Plucked String)」といった、9つの音源を一体化。Jordan Rudessのピアノ、Herbie HancockやGeorge Dukeのエレピ、Tom Costerのダイノマイ/オルガン、Ricky Lawsonのドラム・トラックなど、9つの音源を最大限に生かす一流アーティストの名前を冠したアーティスト・シグネチャー・サウンドを搭載する。そのほか、KARMA機能をはじめ、ドラム・トラック、サンプリング、16トラックMIDIシーケンサー/16トラック・オーディオ・レコーダーなど、パフォーマンスから音楽制作を幅広くサポートする機能も備えている。