タグ・ホイヤーは17日、スイス・ジュネーブで開催中のエキシビション「150年にわたり、スピードを制して / Mastering speed for 150 years」において、世界初のコラムホイール一体型機械式クロノグラフ『ホイヤー カレラ マイクログラフ 1/100th クロノグラフ』を発表した。同エキシビションは20日まで開催される。

タグ・ホイヤー『ホイヤー カレラ マイクログラフ 1/100th クロノグラフ』

同モデルはタグ・ホイヤーが1916年に発表し、スポーツの計時の歴史に大きな足跡を残したストップウォッチ「ホイヤー マイクログラフ」を称えたモデルで、「タグ・ホイヤーによるストップウォッチの技術革新を、究極の精度を求める現代のモーターレース愛好家にお届けします」(タグ・ホイヤー)。

設計から特許取得、開発、生産のすべての工程をスイスのラ・ショー・ド・フォンにある自社ファクトリーで行い、コラムホイールを機械式クロノグラフに備え、センター針で1/100秒を表示する、極めて視認性に優れたウォッチに。

バランスホイールとエスケープメント、駆動システムを2つずつ搭載しているため、時計自体の動きに影響を与えることなく、クロノグラフ機能を作動させられる。また、C.O.S.C(スイス公認クロノメーター検査協会)認定のクロノグラフとコラムホイールのメカニズムが一体化されており、時計機能をつかさどるバランスホイールと、クロノグラフ機能をつかさどるバランスホイールによってシステムが構成されている。ケース裏面の透明なサファイヤ・クリスタルからは、2つの"心臓部"が向き合い、異なるスピードで時を刻む様子も見られるという。

なお、同モデルについては国内への入荷も予定されており、予価は525万円。