東芝は、「dynabook」シリーズのスタンダードノートPCラインナップをリニューアルし、「dynabook T551」3モデルと「dynabook T350」9モデルを発表した。「dynabook T551」はすべて第2世代Intel Coreを搭載する。価格はオープンプライスで、発売は「dynabook T551」が2月上旬、「dynabook T350」が1月下旬を予定。全モデルで、Microsoft Office 2010 Home and Business 2010が付属する。
dynabook T551/D8B
3Dモデル「dynabook T551/D8B」は、CPUとして第2世代Intel CoreのCore i7-2630QM(2GHz)を搭載。グラフィックスもNVIDIA GeForce GTS 350MからNVIDIA GeForce GT 540Mに強化されたほか、メモリ容量とHDD容量も強化されている。店頭予想価格は21万円前後。カラーはベルベッティブラックのみ。また、OSはWindwos 7 Home Premiumの64bit版のみ。
その他の仕様は、チップセットがMobile Intel HM65 Express、メモリがPC3-10600 8GB(4GB×2)、ストレージは750GB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが15.6型ワイドTFTカラーClear SuperView LED液晶(1,366×768ドット)など。サイズ・重量はW380.5×D254.0×H30.0~37.6mm、約3.0kg。バッテリ駆動時間は約2.8時間。USBレーザーマウスが付属する。
dynabook T551/58B
「dynabook T551/58B」も、CPUとして第2世代Intel CoreのCore i7-2630QM(2GHz)を搭載。前モデル「dynabook T560/58A」から、メモリがPC3-10600対応になり、ハードディスク容量をアップ、Webカメラを搭載するなどの強化を行っている。また、OSはWindows 7 Home Premiumの64bit版のみとなり、ディスプレイは16型から15.6型に変更となった(解像度は変わらず)。店頭予想価格は16万円台半ば。カラーはベルベッティホワイト/ベルベッティブラックの2色。
その他の仕様は、チップセットがMobile Intel HM65 Express、グラフィックスはIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3-10600 4GB(2GB×2、最大8GB)、ストレージは750GB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが15.6型ワイドTFTカラーClear SuperView LED液晶(1,366×768ドット)など。サイズ・重量はW380.5×D254.0×H28.0~35.6mm、約3.0kg。バッテリ駆動時間は約4.6時間。USBレーザーマウスが付属する。
dynabook T350
「dynabook T350」は前モデル同様、仕様の異なる3グレードが用意され、それぞれにリュクスホワイト/モデナレッド/プレシャスブラックの3色のカラーバリエーションが設定される。上位2機種の「T350/56B」「T350/46B」はIntel Core i5-480M(2.66GHz)搭載で、それ以外の仕様は前モデルと基本的に共通。「T350/34B」はPentium P6200(2.13GHz)を搭載し、メモリ・HDDを強化している。
店頭予想価格は、「T350/56B」が16万円前後、「T350/46B」が14万円台半ば、「T350/34B」が12万円台半ば。
「T350/56B」の主な仕様は、チップセットがMobile Intel HM55 Express、グラフィックスはIntel HD Graphics(CPU内蔵)、メモリがPC3-8500 4GB(2GB×2、最大8GB)、ストレージは640GB SATA HDD、光学ドライブがブルーレイディスクドライブ、ディスプレイが15.6型ワイドTFTカラーClear SuperView LED液晶(1,366×768ドット)、OSがWindows 7 Home Premium 64bit版/32bit版セレクタブルなど。USBレーザーマウスが付属する。サイズ・重量はW380.0×D250.0×H28.0~37.9mm、約2.4kg。バッテリ駆動時間は約1.8時間。
「T350/46B」は、「T350/56B」の構成からHDDを500GBに、光学ドライブをDVDスーパーマルチドライブに変更したもの。また、「T350/56B」に搭載されているHDMI出力端子は省略され、有線LANが1000BASE-T非対応のものになる。
「T350/34B」は「T350/46B」から、CPUを前述のとおりPentium P6200に変更し、メモリ容量を4GBにしたモデル。仕様の変更に伴い、バッテリ駆動時間は約1.6時間となる。また、USBレーザーマウスは付属しない。
■東芝 PC春モデル(2011年1月17日発表)
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