女優の桜庭ななみが15日、都内で行われた映画『サビ男サビ女』の初日舞台挨拶に出席した。

左から、桜庭ななみ、中村蒼、友近 拡大画像を見る

同作は、自分の衝動に従って何事もいきなり"サビ"から入ってしまう男女を描いたオムニバス。桜庭ななみが"何でも励ましたがる女"を演じる「ハゲマシガールズ」、中村蒼が"愛のために女装する男"を演じる「Boy? meets girl.」、友近が"とことんクレームをつける女"を演じる「くれえむないと!」、小泉今日子が"カワイソウをほっとけない女"を演じる「せびろやしき」の4編で構成されている。

「ハゲマシガールズ」に出演し、劇中でコミカルなダンスを披露した桜庭は「台本には書いていなかったので、まさかあんな肉食ダンスを踊るとは思いませんでした(笑)」と話し、共演のお笑いコンビ・たんぽぽの白鳥久美子も「ななみちゃんが恥ずかしい振りのダンスを思いっきりやっててびっくりしました」と話すなど、最初は戸惑ったようだが、「自分の予想以上に面白い作品になったと思います」と自信を見せた。

本格的な女装に挑戦した中村は「人の多い場所で歩いて周囲の人たちから変な目で見られたりして、最悪でしたね(笑)。すね毛も全部剃ったんです。ツルツルしてて気持ち良かったですけど」と複雑な思いを明かした。セクシーなシーンもあったという友近は「お色気の演技は緊張しました。ダイエットしたとはいえ、まだ太いので恥ずかしかったです」と振り返っていた。