「永遠の愛」なんて美しいことばもあるけど、つき合いだした頃のアツアツの恋愛感情を維持していくのって難しいもの。いまどきの男女は恋愛の「寿命」についてどう考えているのだろうか? 結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」がアンケート調査している。
質問は「恋愛の『寿命』ってどれくらい?」。もっとも多かったのは「永遠!(だと思いたい…)」で48%。ほぼ2人に1人が「永遠の愛」を信じているということになる。次に多かったのは「3年(という定説もあるし)」(22%)、「1年(くらいはラブラブでしょ?)」は15%だった。一方「半年(以上続かない…)」と、愛の"持続性"にかなり懐疑的な人も14%いた。男女差はほとんどみられなかったという。
では、どんなときに恋愛は終わりを迎えると考えているのだろう? まず、恋愛の寿命を「半年」「1年」と答えた人に多かったのが、「ふとした瞬間、なんとなく」(35歳男性)、「休にめんどくさくなる」(25歳女性)といった"急冷タイプ"。同レポートでは「恋愛モード全開の恋愛初期には、気づかなかった相手のアラが気になりだし、恋愛テンションが下がってしまうのが、ちょうどこの頃なのかもしれないですね」と分析している。
「3年」と答えた人に多かったのは「ほかに目移り」(40歳男性)、「ほかに好きな人ができてしまう」(26歳女性)、「遠距離恋愛。そういうとき、誰か現れると心が揺れてしまう」(33歳女性)といった"よそ見タイプ"だった。
最後は"永遠派"が考える「恋愛が終わりを迎える原因」。「永遠なんだから終わらない!! そう思える人と出会って結婚したい」(20歳男性)という回答がある一方で、「互いに折り合いをつける努力をやめたとき」(27歳男性)、「価値観の相違で、この人と一緒にいるのは無理と思うことが多いです」(27歳男性)、「あきらめ。あきらめなければお互いの努力で、ずーっと続けられる」(22歳)、「性格が合わなかった」(30歳)などと、永遠であるはずの愛を壊す原因を挙げる人もいた。
同レポートではこの結果を踏まえ、「永遠の愛を望むなら、愛情プラスαとしてお互いのことをよく知り、歩み寄ることが大切なのかもしれませんね」とアドバイスしている。
同調査は、2009年3月5日~11日にインターネット上で実施。男女合わせて139人から回答があった。