東芝ホームアプライアンスは13日、紙パック式クリーナー「VC-PA9」「VC-PA8」「VC-PA7E」と、サイクロン式クリーナー「VC-CA9」「VC-CA8E」を発表した。発売は2月1日。価格はオープンで、市場価格は、VC-PA9が3万円前後、VC-PA8が2万5,000円前後、VC-PA7Eが2万円前後、VC-CA9が2万8,000円前後、VC-CA8Eが2万3,000円前後と予想される。
5製品は、VC-PZ9D/PZ8D/PZ7E/CY9D/CY8Eの後継モデル。同社のクリーナーは、「TORNEO(トルネオ)」シリーズをフラッグシップモデルとしており、今回発表された5製品はそれに続くクラスの製品。
全モデルに共通する、昨年モデルからの変更点は、グリップ部分。トルネオシリーズにも採用されている「らくわざグリップ」に加え、クリーナー本体の移動を助ける「らくわざハンドル」が新たに設けられた。
また、紙パックモデルでは、従来のフラボノイドフィルターに換えて、より効率の高い、「光触媒脱臭フィルター」を装備。紙パックにゴミがたまっても、いやなニオイを防ぐことが可能だ(アンモニアを約90%分解・脱臭)。
さらに紙パックモデルは、本体を小型軽量化。従来は、VC-PZ9Dが255mm(W)×218mm(H)×300mm(D)、VC-PZ8D/7Eが254mm(W)×305mm(D)×208mm(H)だったサイズを、すべて252mm(W)×214mm(H)×298mm(D)に統一。質量は、全機種とも3.2kgとなっている。紙パックモデルのVC-PA9/PA8とサイクロンモデルのVC-CA9には、エコモードを搭載。エコモードは、ヘッドを床面から離した際に、極端にパワーを落とすというもので、強モード使用時に比べ約35%消費電力を削減することが可能だ。
ブラシは、VC-PA9が、昨年モデルと同じ「ふきふきワイパーパワーヘッド」、VC-PA8/CA9が「軽量コンパクトパワーヘッド」、VC-PA7E/CA8Eが「フローリングターボヘッド」を採用する。軽量コンパクトパワーヘッドは、昨年のサイクロン式モデル「VC-CY8E」に採用されていた「ヨコわざコンパクトヘッド」に比べて、フローリングでの吸塵性能をより高めたもの。最大吸い込み仕事率は、VC-PA9が610Wで、他のモデルは600W。