ネクスティア生命保険は13日、米国のコンサルティング企業、セレントが主催する「Celent Model Insurer Asia Award 2011(セレント・モデルインシュアラー・アジア・アワード2011)」において、『Celent Model Insurer Asia 2011』を受賞したと発表した。

授賞式の様子(左がネクスティア生命 代表取締役社長の今井隆氏、13日、シンガポールのシャングリラホテル)

ネクスティア生命によると、セレントのアワードにおいて、日本の生命保険会社の受賞はネクスティア生命が初めてという。

「Celent Model Insurer Asia Award」は、保険業界においてスタンダードかつ、影響力のあるアワードとして国際的に認知されている「Celent Model Insurer Award(セレント・モデルインシュアラー・アワード)」(※)のアジア部門のコンペティション。今回が第1回目の開催となる。

※ 「Celent Model Insurer Award」はグローバル部門として今回で6度目の開催、発表は今年2月

同アワードはアジア太平洋地域の保険会社を対象とし、ITテクノロジーの分野で最高レベルのプラクティスを表彰するもので、10数種のカテゴリーから、約20社の保険会社が表彰される。

ネクスティア生命では、生命保険の契約申込から告知、引受までの一連の業務手続きフローをオートメーション化することで、省コストによる運営や最短即日での生命保険の加入を実現。同社では、「こうしたIT化による洗練された業務フローと、これによって『スタッフの人数を増やさずに5倍の件数を処理している』という点が評価され、今回の受賞に至った」としている。

セレントのシニア・アナリストであるウェンリ・ユアン氏は「自動化やシステムインテグレーションであるSTP(ストレート・スルー・プロセッシング)を活用して向上させたベストプラクティスである」と述べている。

今回の受賞を受け、ネクスティア生命 代表取締役社長の今井隆氏は、「業務モデルの高い効率性が評価されたこと、そして日本の生命保険会社で初めての受賞であることをたいへん光栄に感じています。今後も継続してお客様の利便性を追求し、従業員一人ひとりが、日々商品やサービスの質の向上に向けて取り組んで参ります」と話している。