パナソニックは12日、ブルーレイ3Dディスクの再生に対応したブルーレイディスクプレーヤー「DMP-BDT110」を2月25日に発売すると発表した。価格はオープンで、推定市場価格は3万円前後。

「DMP-BDT110」

同製品は、同時に2つのハイビジョン映像処理が可能なデコーダー機能を「新ユニフィエ(UniPhier)システムLSI」に搭載することで、映像圧縮規格「MPEG-4 MVC」によって制作されたブルーレイ3Dディスクの再生に対応したブルーレイディスクプレーヤー。

3D映像の奥行・飛び出しをコントロールする「3D奥行きコントローラー」を搭載し、映像素材や好みに合わせた調節が行える。また、2D映像を擬似的に3Dに変換する「2D→3D変換」機能を持ち、2Dテレビ放送を録画した番組や、BD・DVDソフトを3D映像として再生することも可能。

突起物を含まない外形寸法が、430(W)mm×35(H)mm×179(D)mm(質量は約1.6kg)というコンパクトデザインとなっており、省スペースに設置することができる。

また、同社製3D対応ムービーで撮影した3D映像や、3D対応ルミックスで撮影した3D写真の再生にも対応。ネットワーク機能も充実しており、「お部屋ジャンプリンク」や別売アダプター「DY-WL10」による無線LAN、「iPhoneリモコン連携」「YouTube視聴」などを利用することができる。

そのほか、音質に影響のあるアナログ映像信号をカットする「ハイクラリティサウンド」、真空管アンプを通したような温かみのある音を再現する「新・真空管サウンド」、高画質再生が可能な「トゥルーカラーエンジン」などを搭載。