メルセデス・ベンツ日本は、自動車生誕125周年を記念し、メルセデス・ベンツEクラスに特別仕様車「E250 CGI ブルーエフィシェンシー 125! エディション(E250 CGI BlueEFFICIENCY 125! Edition)」を3モデル設定し、1月12日より発売する。価格は634万円から698万円。
今回のモデルは、1.8L(リッター)直列4気筒ガソリン直噴ターボエンジンを搭載し、すぐれた走行性能と燃費経済性を両立した「E250 CGIブルーエフィシェンシー」をベースに、スポーティなエクステリアと、快適性を高める室内装備を施したモデル。セダン、ステーションワゴン、およびアバンギャルド仕様セダンの3モデルが用意される。
セダンとステーションワゴンは、通常設定されていないツインクロームエグゾーストエンドや18インチ5スポークアルミホイール、スポーツサスペンション、ドリルドベンチレーテッドブレーキディスクなどスポーティな装備を施すとともに、メモリー付きパワーシート(前席)、電動ランバーサポート、イージーエントリーなどの快適装備を搭載した。これら37万円相当分の装備を施しながら車両価格は据え置かれた。なお、ステーションワゴンはエコカー減税対象モデルとなる。
アバンギャルド仕様のセダンは、ドアロックの開錠/施錠やエンジンの始動/停止が簡単になるキーレスゴー、メモリー付パワーシート(前席)、後席分割可倒式シートなど、装備を充実させ、これら35万円相当分の装備を施しながら車両価格は据え置きとした。エコカー減税対象モデル。
なお、カール・ベンツが開発した3輪自動車の特許は1886年1月29日に申請された。この日が自動車が正式に誕生した日とされており、2011年が125周年にあたる。カール・ベンツが自動車を発明した同じ時期に、ゴットリープ・ダイムラーは世界初の4輪自動車を開発しており、両者は現在に続くメルセデス・ベンツの創始者となった。カール・ベンツは「The love of inventing never dies(発明への情熱は決して消えることはない)」という言葉を、ゴットリープ・ダイムラーは、「The best or nothing(最善か、無か)」という有名な言葉を残している。