マカフィーは12日、ウイルスがPCに感染する瞬間を疑似体験することでセキュリティ対策の重要性を実感できるWebサイト「マカフィー ウイルス被害・疑似体験サイト」を公開した。
同Webサイトにアクセスすると、"衝撃的な内容となっております。心臓の悪い方は、ご注意ください"などの注意事項が表示され、先に進むとフルスクリーンでErrorメッセージが多数出現する"ドキッ"とするようなウイルス感染シーンを体験できる。また、セキュリティに詳しくないユーザーでもウイルス感染の手口を理解できるように、トロイの木馬や偽セキュリティソフトでの感染の瞬間を動画を使って解説するコンテンツなども設置してある。
同社の研究機関であるMcAfee Labsの調査によると、2010年は過去最多のマルウェアが配布されており、その数は1日平均60,000個にのぼる。またクレジットカードの番号や個人情報など重大な情報が盗まれる可能性も増大しており、ウイルスの危険性やセキュリティの重要性を広く認知してもらいたいとしている。