電気通信事業者協会(TCA)は11日、12月末日時点での携帯電話・PHSの契約数をとりまとめて発表した。新規契約から解約を差し引いた純増数では、ソフトバンクが9か月連続の首位。2位はNTTドコモ、3位はKDDI、4位はイー・モバイルだった。
2010年の年間純増数でも、ソフトバンクが1位(273万2,700件)だった。これは2008年から3年連続となる。以下、2位はNTTドコモ(177万3,900件)、3位はKDDI(113万4,400件)、4位はイー・モバイル(80万2500件)の順だった。4社を合計すると、2010年の年間純増数は644万3,500件となった。
12月の携帯電話契約数、ソフトバンクは32万4,900増で、累計契約数は2,439万9,900契約となった。2位のNTTドコモは16万9,600増で、累計契約数は5,721万契約。3位のKDDI(au)は9万5,400増で、累計契約数は3,252万7,400契約。4位のイー・モバイルは7万1,400増で、累計契約数は292万3,600契約となった。
携帯電話全体の累計は66万1,400契約増で、1億1,706万900契約。なお、ドコモの2in1契約は5,600減で累計40万6,800契約、ソフトバンクのダブルナンバーは500減で累計3万4,500契約だった。
グループ | 純増数 | 累計 |
---|---|---|
NTTドコモ | 169,600 | 57,210,000 |
KDDI(au) | 95,400 | 32,527,400 |
ソフトバンクモバイル | 324,900 | 24,399,900 |
イー・モバイル | 71,400 | 2,923,600 |
携帯電話総計 | 661,400 | 117,060,900 |
NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、イー・モバイルの純増数には、プリペイド契約および通信モジュールサービス(イー・モバイルを除く)についての純増(減)が以下の通り含まれる。
グループ | 純増数のうち | |
---|---|---|
プリペイド契約 | 通信モジュール | |
NTTドコモ | -1,500 | 31,800 |
KDDI(au) | -5,500 | 53,600 |
ソフトバンクモバイル | 21,700 | 73,700 |
イー・モバイル | 2,400 | - |
PHSではウィルコムが4万3,500減で、PHS全体で364万7,800契約。2010年の年間契約数では65万1,600件の純減となった。
グループ | 純増数 | 累計 |
---|---|---|
ウィルコム | -43,500 | 3,647,800 |
PHS総計 | -43,500 | 3,647,800 |
無線ブロードバンドサービス(BWA)のUQコミュニケーションズは8万9,200増で、累計52万4,400契約。2010年の年間純増数は46万800件だった。
グループ | 純増数 | 累計 |
---|---|---|
UQコミュニケーションズ | 89,200 | 524,400 |