「WiseStamp」

日々感じたことをTwitterにつぶやいて、デジカメで撮った写真はFlickrにアップ、Facebookに日記を書いて、YouTubeに動画を投稿…と、様々なソーシャルサービスを活用している人も多いかもしれない。そんなソーシャルサービスにおける自分のアカウントを友人などに教えたい時にとても便利なのがFirefoxアドオンの「WiseStamp」だ。Gmailなどのメールの署名に、ソーシャルサービスのリンクをアイコンと一緒に挿入することが可能。ネットでのコミュニケーションの輪を広げるのに役立つだろう。

注意:本稿では、Firefoxのアドオンのインストールを行っていますが、ソフトウェアの利用は使用者の責任で行ってください。

WiseStampをインストール

それでは、「WiseStamp」をインストールしよう。FirefoxのアドオンのWebサイトで、画面中央にある[Firefoxへ追加]ボタンをクリックする(図1)。ここで画面上に「このサイト(addons.mozilla.org)からはFirefoxにソフトウェアをインストールできない設定になっています」と表示された場合は、右端にある[許可]ボタンをクリックしよう(図2)。

図1 「WiseStamp」の下にある[Firefoxへ追加]ボタンをクリックする

図2 セキュリティのメッセージが表示されたら[許可]ボタンをクリック

インストールの確認ダイアログが表示されたら、[今すぐインストール]ボタンをクリックする(図3)。インストールが実行されるとアドオンのダイアログが表示されるので、[Firefoxを再起動]ボタンをクリックし、Firefoxを再起動する(図4)。

図3 [今すぐインストール]ボタンをクリックして、インストールを開始する

図4 [Firefoxを再起動]ボタンをクリックして、再起動しよう

再起動後、表示されたアドオンのダイアログで新しいアドオンがインストールされたことを確認し(図5)、これを閉じる。インストールはこれで完了だ。

図5 新しいアドオンがインストールされたことを確認する

メールの署名にアイコンを挿入

それでは、さっそく「WiseStamp」を使っていこう。インストール直後に、図6のような「WiseStamp」のチュートリアルのダイアログが表示される。[Start]をクリックして、チュートリアルを見ていく。最後まで進んだら「Click here to continue.」をクリックしよう(図7)。引き続いて設定画面になるので、「WiseStamp」の設定を行う。まず、上側のボックスで、署名の基本的な部分を入力しよう(図8)。

図6 最初にチュートリアルが表示されるので、[Start]をクリックして見ていこう

図7 引き続いて「Click here to cintinue.」をクリック

図8 ダイアログの上側で署名の基本部分を入力する

次に、ダイアログの下側で、[SocialIcons]タブをクリックする。ここでは各ソーシャルサービスの自分のURLを入力する(図9)。左下の[Add]でソーシャルサービスを追加したり、右側の[×]で削除することが可能だ。続いて、[IMIcons]タブで、各インスタントメッセンジャーのアカウントを入力しよう(図10)。以上の設定を行ったら、ダイアログ右下の[OK]ボタンをクリックする(図11)。

図9 [Social Icons]タブで、各サービスの自分のURLを入力しよう

図10 [IM Icons]タブでは、インスタントメッセンジャーのアカウントを入力する

図11 [OK]ボタンをクリックして設定ダイアログを閉じる

GmailやHotmailなどで、メールの新規作成画面を開くと、図12のように「WiseStamp」の署名が挿入される。なお、プレーンテキスト形式では署名が表示されないため、リッチテキスト形式を選択しよう(図13)。メールを送られた相手は、署名のアイコンをクリックして、送信者の各ソーシャルサービスのページを閲覧できる(図14)。

図12 Gmailなどで新規作成画面を開くと、自動的に署名が挿入される

図13 プレーンテキスト形式の場合は、リッチテキスト形式に変更しよう

図14 アイコンをクリックすれば、リンクされている送信者のページが開く