アップルは6日、Mac用アプリケーションのオンラインストア「Mac App Store」をオープンした。ソフトウェア・アップデートから入手できる「Mac OS X 10.6.6」に含まれる「App Store」からMac App Storeにアクセス可能。Mac App Storeでは、「iLife '11」や「iWork」を構成するアプリケーションが単体で購入できるほか、サードパーティ製アプリケーションも多数ラインナップされている。

Mac App Storeのトップ画面

Mac App Storeでは、iPhoneアプリのストアと同様に、「Featured」「Top Charts」「Categories」などの表示からアプリケーションを探して購入し、ダウンロード・インストールを行える。Mac App Storeから購入したアプリケーションは、購入者の所有する他のMacにもインストールできるほか、再ダウンロードも可能。また、アプリケーションの更新もMac App Store経由で行うことができる。

Mac OS X 10.6.6をインストールするとDockに追加される「App Store」アイコンからアクセスする

「Top Charts」の表示。有料アプリケーションと無料アプリケーションは別々に表示される。カテゴリごとのランキング表示も可能

各アプリケーションは「教育」「ゲーム」「グラフィックス&デザイン」「ライフスタイル」「仕事効率化」「ユーティリティ」といったカテゴリに分類され、詳細画面では評価や画面写真を確認できる。現時点では少ないが、レビューの投稿も可能になっている。

アプリケーションの詳細画面では、評価や更新内容といった情報、画面写真などを確認できる

「iPhoto」「Keynote」など、iLifeやiWorkを構成するアプリケーションは単体で購入できる。iPhoto、GarageBand、iMovieといった「iLife '11」の構成アプリはそれぞれ1,700円。オンラインのアップルストアで「iLife '11」のパッケージを購入する場合の価格が4,800円なので、3本すべて購入する場合はやや割高になる。Keynote、Numbers、Pagesはそれぞれ2,300円。こちらは「iWork」のパッケージが8,800円なので、Mac App Storeのほうが割安だ。

無料のものを含め、サードパーティ製アプリケーションも多数購入可能になっていた。ただし現時点ではビッグネームといえるものはそれほど多くはないようだ。

「iLife」「iWork」の構成アプリケーションが単体で購入できる

サードパーティ製アプリケーションも多数

マイコミジャーナルでは、後ほどMac App Storeの試用レポートをお届けする予定。期待してお待ちいただきたい。