パイオニアは6日、カロッツエリアの1DINメインユニット、「DVH-P560」「DEH-P760」「DEH-560」「DEH-460」「DEH-360」を発表した。DVH-P560のみ2月上旬発売で、他のモデルは1月下旬発売。価格は、DVH-P560が2万6,500円、DEH-P760が2万2,050円、DEH-560が1万5,750円、DEH-460が1万2,600円、DEH-360はオープンで、市場価格は9,800円前後と予想される。
DVDドライブを搭載する「DVH-P560」。5.1chマルチチャンネルサラウンドを実現するDSPユニット「DEQ-P9」も利用可能だ |
高音質タイプの「DEH-P760」。日本語表示にも対応する有機ELディスプレイや、大型ロータリーボリュームも採用 |
カラーをカスタマイズ可能な「マルチカラーLEDイルミネーション」を採用する「DEH-560」 |
2011年モデルは、「DVH-P560」がDVD/CD/USBチューナーメインユニット、DEH-P760が高音質タイプのCD/USB/チューナーメインユニット、DEH-560/460がCD/USBメインユニット、DEH-360がCDメインユニットというラインナップ。いずれも、「Power MOS FET 50W×4chアンプ」を搭載する。
DEH-360を除く全機種は、フロントパネルにUSBポートを装備しており、デジタルオーディオプレーヤーやiPod/iPhoneなどをダイレクトに接続可能。接続したiPod/iPhoneの本体側からの操作と、iPod/iPhone側からの本体の操作を可能にする「コントロールモード」にも対応する。また、圧縮音楽をCD並みの音質に補完するアドバンスド・サウンドレトリバーも搭載している。USBデバイスやCDからの再生の場合、DVH-P560/DEH-P760は、MP3/WMA/AAC(iTunes 10.1以前でエンコードしたもののみ)に対応、DEH-560/460/360は、MP3/WMAに対応している(DEH-360はCDでの再生、他の機種はCDとUSBでの再生)。また、DEH-P760には、USBデバイス内の曲情報などを表示する「ミュージックブラウザ」機能も搭載する。
昨年モデルとのおもな違いは、サブウーファーコントロール(サブウーファーの接続に対応する)の搭載と、アプリモードの採用(iPod/iPhoneのアプリの音声を、カーオーディオで再生する)。サブウーファーコントロールはDVH-P560/DEH-P760/560に採用。アプリモードはDEH-P760/560/460が採用する。また、DEH-560には、「マルチカラーLEDイルミネーション」を採用。キーとディスプレイの色をカスタマイズできる。プリセットされている30色に加え、22万通り以上の組み合わせを利用可能だ。