AMDは、CESの開催がせまる米国ラスベガスで4日(現地時間)、モバイル向けGPUの新製品として、同社DirectX 11世代では第二世代となる「AMD Radeon HD 6000M」シリーズを発表した。ラインナップの最上位モデルはSPが960基の「AMD Radeon HD 6900M」で、SPが90基の「AMD Radeon HD 6300M」までフルラインナップでの一斉発表となっている。
発表されたのは上位モデルから順に、「AMD Radeon HD 6900M」「AMD Radeon HD 6800M」「AMD Radeon HD 6700M」「AMD Radeon HD 6500M」「AMD Radeon HD 6400M」「AMD Radeon HD 6300M」6モデル。各モデルの主な仕様は以下の表のとおり。
全モデルで製造プロセスは40nm。映像出力はHDMI 1.4をサポートし、Eyefinity Technologyにより最大で6系統(下位モデルは最大4系統)のマルチ出力が可能だ。3D立体視のStereo 3D Gamingも利用可能。ただ、HD 6000Mシリーズ内でも微妙に世代が違うのか、BluRay 3DとDisplayPort 1.2には一部モデルを除き対応している。動画再生支援のUVDも、UVD 3とUVD 2で対応が混在している。