1月29日公開の映画『白夜行』の公開直前イベントが5日、東京・羽田空港国際線旅客ターミナル内にあるプラネタリウム併設のカフェ「Planetarium Starry Cafe」で行われ、主演の堀北真希と高良健吾、深川栄洋監督が出席した。

左から深川栄洋監督、堀北真希、高良健吾 拡大画像を見る

この日が仕事始めだという堀北は「お正月はゆっくり家族と過ごしてました」とリフレッシュした様子。また、「昨年はチャレンジしたいことに取り組めた年で、自分の中では達成感がありました。今年も今まで演じたことのない役に挑戦していきたいです」と抱負を語った。

同作では悪女を演じる堀北。「監督とは何度もディスカッションをして、自分の中で一つの作品の中に課題を決めて取り組んだこだわった作品です。是非多くの方に観て頂きたいです」とアピールした。さらに「難しかったですね。どこから役作りをしていいのか(笑)。雪穂は何でも上品にこなしてしまう女性ですから」と話すと、深川監督から「悪女の品格が備わっていますよ」と言われ、「それが心配です(笑)。映画が公開されて私が怖い人だと思われると……」と心配顔だった。

「どこまでお客さんをだませるか、さじ加減が難しかった」と話した堀北

累計200万部を突破した東野圭吾の同名小説を映画化した本作。一応の解決をみた19年前の密室殺人事件を追う笹垣刑事(船越英一郎)は、成長した容疑者の娘、雪穂(堀北真希)、被疑者の息子である桐原亮司(高良健吾)の周辺で不可解な事件が起き、彼女たちを追うことで驚愕の真実を知る。