ベンキュージャパンは5日、スタンダードシリーズのDLPプロジェクター「MS614」を発表した。発売は1月14日。価格はオープンで、市場価格は4万2,800円前後と予想される。

2,700ルーメンで明るい部屋でも使用可能なDLPプロジェクター「MS614」

同社では、昨年12月にスタンダードシリーズのDLPプロジェクター「MX710」「MX711」を発売している。MS614は、その低価格版といったモデルで、MX710と同様に2,700ルーメンという高輝度により、部屋を暗くしなくても鮮明な映像を投射可能だ。コントラスト比は5,000:1。使用している光源もMX710と共通で、長寿命タイプのLMX-710/MS614(210W)。標準モードでは約3,500時間、エコノミーモードでは、約5,000時間、使用可能だ。なお、MX614では画素数がMX710/711のXGA(1024×768)からSVGA(800×600)になっているほか、LANディスプレイ機能、PJ Linkなどが省かれている。

投射サイズは24~300型。2mの距離で約53インチに投射可能だ。レンズは1.1倍ズーム。入力端子は、ミニD-sub15ピン×2、S端子×1、コンポジット×1、HDMI×1(1.3)、USB TypeA×1、USB Type miniB×1、オーディオ入力(ステレオミニジャック/RCAジャック)を装備する。USBリーダー機能も搭載しており、USBメモリーに保存したjpg、gif、bmp、tiff、png形式の画像ファイルをダイレクトに投射可能だ。なお、DLP Link方式の3D機能にも対応。オプションの3D専用メガネ(3DGS-01)を利用することで、PCやDVDの3Dコンテンツを表示することができる。

本体サイズは、312(W)×104(H)×244(D)mm。質量は約2.65kg。消費電力は、最大298W、運転音は26dB(エコノミーモード)~30dB(ノーマルモード)となっている。