いよいよ2011年の業務がスタートした。
昨年も一昨年に引き続き、ギリシャ/アイルランドの財政危機や急激な円高など、日本経済に影響を及ぼす大きな出来事がいくつかあったが、それでも2010年初頭と比べると経済環境はだいぶ穏やかになった印象がある。また、新興国市場の発展やスマートフォンの普及をはじめ、新ビジネスの創造につながる材料も現れはじめており、経営者にとっては攻めの経営へと転ずる大きな好機と言えるだろう。
このような状況の中、企業のトップはどのような考えで2011年のビジネスを推進しようとしているのか。ここでは、IT関連企業のものを中心に、各社が発表した年頭所感や社員向け訓示を原文のまま紹介していこう。
掲載企業一覧
- 富士通 山本正已氏
- NEC 遠藤信博氏
- 日立製作所 中西宏明氏
- 日本IBM 橋本孝之氏
- 日本HP 小出伸一氏
- デル ジム・メリット氏
- EMCジャパン 山野修氏
- 日本オラクル 遠藤隆雄氏
- レッドハット 廣川裕司氏
- 日本テラデータ 吉川幸彦氏
- 日本ユニシスグループ 籾井勝人氏
- CTC 奥田陽一氏
- 東芝ソリューション 河井信三氏
- ソフトバンクグループ 孫正義氏
- 弥生 岡本浩一郎氏
- インターネットイニシアティブ 鈴木幸一氏
- アールエスコンポーネンツ 兵頭克邦氏
- 富士通テン 重松崇氏
- NTTぷらら 板東浩二氏
- NCR 三ッ森隆司氏
- ITホールディングスグループ各社
- eビジネス推進連合会 会長 三木谷浩史氏
- アクロニス・ジャパン 村上督氏 (1月5日更新)
- マイクロソフト 樋口泰行氏 (1月5日更新)