ダイソンのイメージ――それは「変わらない吸引力」であったり、グッドデザイン大賞にも輝いた羽根のない掃除機に代表される「デザイン性」だったりと様々だろう。
だが、残念なことに、ダイソンに対してプラスのイメージを持つ人ばかりではない。
たとえばあなたはこんな風に思ってはいないだろうか。
「ダイソンの掃除機って確かに吸引力はスゴイけど、大きくて重くて、結局のところ外国向けの製品だよね」
……言い訳はするまい。筆者もやはりそんな風に思っていた一人だったからだ。
実はダイソンは、こうした自社に対するマイナスイメージについてもよく理解しており、そしてそのうちのいくつかは、少なくとも現在のダイソンにおいては真実ではないということを、同社のウェブサイト内「ダイソンの真実」にて解説しているのだ。
そこで説明されている"ありがちなイメージ"は次のようなものだ。
「ダイソンは、外国向けの製品だ」
「イオン発生装置や床上に舞うホコリも吸うヘッドで空気をきれいにできる」
「吸引仕事率が高いほど、ゴミをよく吸う」
「ダイソンだと、部屋の壁際のゴミが残る」
「ダイソンは、大きくて重い」
「ダイソンは、音もすごい」
「国産のサイクロン掃除機でも吸引力を99%維持できる」
ああ。何だろうこの気持ち。あえて言わなかったけどこっそり思っていたことを、本人に「実はこう思ってるんでしょ?」とまっすぐ目を見ながら言われたかのような、やり場のない恥ずかしさ! 別に悪いことしてないんだけど思わず謝りたくなるこの感じ! ええ、ええ、思ってましたとも。サイクロン掃除機ってゴツそうだし重そうだし、日本のマンション向きじゃないよね、とか使ってもないのに思ってましたとも!
……何はともあれ、そのあたりのイメージについてダイソン自身がどう考え、問題を解決するために取り組んでいるのかは、「ダイソンの真実」のページをご覧いただくのが手っ取り早い。
これまでにダイソンについて上記のようなイメージを持っていた方ならば、一度は見ておいて損はないはずである。