5周年の宴は日本武道館! 『戦国BASARA 5周年祭 ～武道館の宴～』開催

カプコンの人気タイトル「戦国BASARA」シリーズが5周年を迎えたことで展開されている「『戦国BASARA』5周年プロジェクト」。その第5弾として、2011年1月3日(月)、日本武道館で『戦国BASARA 5周年祭 ～武道館の宴～』が開催された。

満員の武道館。会場を埋め尽くすBASARAファンが待ちわびる中、まずは会場のスクリーンに「佐助」と「かすが」が登場し、コミカルな掛け合いでイベントの諸注意がアナウンスされる。会場の温度も一気に上昇する中、abingdon boys schoolが登場。『戦国BASARA2 英雄外伝』の主題歌「BLADE CHORD」とPSP『戦国BASARA バトルヒーローズ』の主題歌で、TVアニメ『戦国BASARA』のオープニングテーマ「JAP」で、さらに会場を大きく盛り上げる。

続くステージは舞台パート。舞台「戦国BASARA ～蒼紅共闘～」のメンバー、久保田悠来(伊達政宗役)、細貝圭(真田幸村役)、吉田友一(片倉小十郎役)、村田洋二郎(猿飛佐助役)、長澤奈央(濃姫役)、椎名鯛造(森蘭丸役)、谷口賢志(明智光秀役)、窪寺昭(織田信長役)が登場し、舞台狭しと、迫力の殺陣を披露する。

そして、「戦国ドラマ絵巻」と題されたステージでは、中井和哉(伊達政宗役)、保志総一朗(真田幸村役)、森田成一(前田慶次役)、森川智之(片倉小十郎役)、大川透(徳川家康役)、関智一(石田三成役)、石野竜三(長曾我部元親役)、中原茂(毛利元就役)など、続々と声優陣が姿を現し、「戦国BASARA」シリーズのシーンを生の掛け合いで披露していく。

キャスト陣の熱演で大いに盛り上がる会場。続いては、石川智晶によるライブステージで、『戦国BASARA3』のエンディングテーマ「逆光」をはじめ、「落涙」「涙腺」など、「戦国BASARA」関連の楽曲がしっとりと歌い上げられ、観客を魅了していく。

そしてステージには、T.M.Revolutionの西川貴教と「戦国BASARA」シリーズの小林裕幸プロデューサーが登場し、「出会い」や「思い出の楽曲」などをテーマにスペシャルトークショーを展開する。「ぶっちゃけトーク! 本当に好きな武将は?」というお題で、アニメになって急に花が咲いたキャラクターとして西川は「かすが」を挙げ、小林Pとともにムッチリがいいと力説。「痩せればいいってもんじゃないんです」(西川)。

さらに、スペシャルトークでは、現在製作中の劇場版について小林プロデューサーが言及。公開日とキービジュアルなどが紹介された。

続いては「戦国BASARA」の声優陣がステージに集合し、「武将で一問一答」と題する特別コーナーがスタート。このコーナーは、スクリーンに映し出される実際に劇中で使われた織田信長からの問い掛けに、それぞれが自身の演じる武将となって回答するというもの。真面目に、あるいは笑いを交えつつの展開に沸き上がる会場。そこに突然鳴り響く織田信長の声。ここでスペシャルゲストとして、織田信長役の若本規夫がステージに登場し、会場からは大きな歓声が上がる。

「小林Pの戦国BASARA 最新情報コーナー」では、「戦国BASARA」シリーズの最新作となるPSP『戦国BASARA クロニクルヒーローズ』が2011年夏の発売予定となっていることや、5周年プロジェクトの第7弾としてオリジナルスカジャンが2月に発売されること、第8弾として、2011年春ごろにヤマザキとのタイアップ商品が展開されることなどが発表された。

最新情報に湧き上がる会場だが、ここからは終盤戦に突入し、オリジナル台本による声優陣のエンディングアフレコ、そしてT.M.Revolutionによるライブパートがスタート。色とりどりのサイリウムが揺れる中、「crosswise」「SWORD SUMMIT」「Naked arms」の3曲が披露される。イベントのラストには、出演者全員がステージに登場し、およそ2時間30分のイベントの幕を閉じた。