小田急電鉄は30日、5000形電車の6両編成について運行を終了する。4両編成は今後も運行するが、6両編成の引退により5000形のみの10両の運行も終了する。
5000形は1969年から4両編成、1978年から6両編成が製造された。6両編成については最盛期に20本120両が活躍したという。6両編成は他形式または同型車の4両編成と連結した10両で急行・準急の運用に入り、同社の全路線において輸送力増強に貢献した。また、単独でも各駅停車などで活躍したとのこと。近年は最新型の4000形などが増備され、5000形の引退が続いている。6両編成は運行終了するが、4両編成は引き続き運行する予定。
同社は6両編成の引退を記念して「5000形10両さよなら運行」を29日と30日に実施する。行程は新宿駅11:22分発、唐木田駅12:16着。
(画像提供:小田急電鉄)