富士急行が運営するホテルマウント富士(山梨・南都留)は17日より、特別企画「富士山が見えなかったら、見えるまで無料宿泊券を差し上げます!」を実施する。期間は2月4日まで。
同企画では、期間中の宿泊者を対象に、夜間を含むチェックインからチェックアウトまでの間、富士山の山頂が1分以上見えなかったら次回の無料宿泊券をプレゼントする。無料宿泊券を使って次に宿泊した時も富士山が見えなかった場合、有効期限内であれば、何度でも同券を贈呈するという。無料宿泊券は1室2名利用の際のルームチャージ分に適用され、有効期限は6月30日まで。
なお、午前7時までにチェックアウトを行う場合、および予約なしで当日宿泊する場合は同企画対象外となるほか、無料宿泊券は4月29日~5月5日のゴールデンウィーク中は利用不可となる。
同企画は、1971年に「富士山が見えなかったら、お部屋代をタダにします!」(当時名称)として開始。正面に富士山、眼下に山中湖という絶好のロケーションを楽しめる同ホテルが、この季節の富士山の素晴らしさを多くの人に見てもらいたいという願いから、長年に渡って続けてきたという。2010年は1月17日~2月11日の3週間の期間に実施し、富士山が見えなかった日は2日間。また、ここ数年はゼロの年もあれば、6日も雪に見舞われ、さらに週末も重なってホテルスタッフが冷や汗をかいた年もあるとのこと。