「何もない」と信じたいけど、どうも気になるのが恋人の異性の友だち。最初は理解したふりをしていても、次第に不安が募り、最後はそれが原因で大ゲンカなんて話もよく聞く。恋人と異性の友だちとの関係、どこまで許せるものなのだろうか。結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」がアンケート調査を行っている。
質問は「恋人の異性の友だちについてどう思う?」。男女ともに59%、ほぼ6割が「みんなで会ってるならかまわない」と回答。「2人で会っててもかまわない」と答えたのは、男性の28%、女性の25%にとどまった。「連絡だけなら許す」は男性が5%、女性が3%。「いなくていい!」という断固拒否派は男性8%、女性13%で女性の方が多かった。
「2人で会っててもかまわない」とした人は、恋人の異性の友だちの存在についてどう見ているのだろう。「その人を支えてくれている内の1人」(21歳女性)、「別にかまわない」(40歳男性)、「自分も友だちになる」(17歳女性)、「友だち」(46歳男性)など実に寛容な回答が並んだ。
一方「2人だけで会うことは認められない」とする男女は、「異性の友だち」にかなり不信感を抱いているよう。「(2人で会っていると)何してるかわからない」(27歳女性)、「友だちの前に異性は異性」(30歳女性)、「目障りなもの」(32歳男性)とのこと。そもそも男女間の友情が成立しないと考えていることが窺える。
では恋人の異性の友だちに対してはどんな感情を抱いているのだろうか。まずは女性から見た「彼氏の女友だち」について。「ライバル」(20歳)、「基本的に敵。連絡とったり2人で会うのは不安が募って嫌」(31歳)、「嫉妬の対象ですね…」(31歳)、「何もないと分かっていてもイラーっとします(笑)」(37歳)とのこと。
一方男性は「彼女の男友だち」をどう思っているのだろう。「いつ奪われるか分からない存在」(28歳)、「胃痛の種」(31歳)、「いなくていい」(26歳)など、いつ恋人がとられるかと「ハラハラ」することが多いようだ。
愛と友情を両立させる方法については「私の目が届くことが前提」(31歳女性)、「パートナーを不安にさせるような行為はそれぞれの考えの元で自粛したほうが良い」(27歳女性)といった意見も。同レポートでは「恋人や好きな人が、男女間の友情アリ派かナシ派か、まずは見極めることが、恋愛成就のポイントなのかもしれませんね」とアドバイスしている。
昨年5月7日~13日、ワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて172人から回答があった。