来年3月19日公開の映画『漫才ギャング』の完成報告会見が22日、東京・新宿のルミネ the よしもとで行われ、佐藤隆太、上地雄輔、ピースの織部祐二、品川ヒロシ監督が出席した。

左からピースの綾部祐二、上地雄輔、佐藤隆太、品川ヒロシ監督  拡大画像を見る

監督デビュー作にして大ヒットを記録した『ドロップ』に続く品川ヒロシの監督第2弾となる本作。品川自らが原作と脚本を手掛けており、漫才師を目指す飛夫(佐藤隆太)と龍平(上地雄輔)が組む漫才コンビ・ドラゴンフライの成長していく姿を描く。

本作に運命的なものを感じたという佐藤は「漫才師は初めてのことで不安はありましたが、(品川)監督が『大丈夫!』と背中を押してくれたんです。そんな監督について行けば良い作品に仕上がると思いました。また是非ご一緒したいですね」と満足げ。劇中でドレッドヘアーにタトゥー姿でアクションシーンにも挑んだ上地は「格闘技をやっている監督が実際にやって見せてくれるので、『出来ません』とは言えず完全に乗せられましたね。ドレッドヘアーはストレス以外の何物でもなく、寝てる時はムカデと寝ている感じ(笑)。洗うと乾くのに2~3時間掛かるので、2カ月の撮影期間に2回しか洗いませんでした」と苦労を明かした。

品川監督は「隆太と一緒に食事した帰りに台本を渡したら、いきなり『これから公園行ってきます』と言って、マネジャーとネタ合わせしたらしいんです。凄い役者魂だな~と思った反面、バカなんじゃないかと(笑)」と話して笑いを誘っていた。

映画『漫才ギャング』は2011年3月19日より角川シネマ新宿ほか全国ロードショー。