来年1月30日に開催される『第30回記念 大阪国際女子マラソン』の発表会見が20日、大阪市内で行われ、国内招待選手の原裕美子選手(ユニバーサルエンターテインメント)、森本友選手(天満屋)、堀江知佳選手(ユニバーサルエンターテインメント)が出席した。
「大阪国際女子マラソン」に出場する(左から)堀江知佳、森本友、原裕美子の3選手 拡大画像を見る |
30回目の節目を迎えた今大会はコースの一部を変更。好記録が期待できる、高低差の少ないフラットなコースとなった。また、折り返し地点が大阪ミナミのランドマーク・道頓堀橋に南下。心斎橋から道頓堀へと続く大阪きっての繁華街が走路となり、より多くの声援が選手たちの戦いを盛り立てる熱いレースとなりそうだ。
2007年に同大会で優勝し、2年ぶりに出場する原選手は「新コースは折り返し地点から道頓堀のグリコマークが見えるそうなので、今から見るのが楽しみ。グリコマークの格好でかっこよくゴールしたい」と笑顔で意気込みを。3年ぶりの挑戦となる森本選手は「アップダウンが少なくなっているので、走りやすくなっていると思う。自己ベスト記録でゴールしたい」と記録更新に意欲を見せた。また、昨年の大会で7位に終わった森選手は「去年は序盤にトップから離れてレースに参加できなかったので、今年はリベンジを果たしたい」と闘志を燃やしていた。
来年8月に韓国・大邸で開かれる世界選手権大会の代表選手選考会も兼ねた今大会。原選手は「選考基準の2時間26秒を切って、1番になるのが目標」と世界陸上に照準を合わせた抱負を語り、大阪での力走を約束した。
なお、大会の模様は関西テレビ・フジテレビ系で生中継される。