スズキは、3列シート8人乗りのミニバン「ランディ」を全面改良して発売した。価格は222万750円から291万9000円。同車は日産自動車よりOEM供給を受けて販売される。
今回のモデルは、ゆったりくつろげる広い室内、運転のしやすさ、多彩なシートアレンジなどが特徴。直噴エンジンやアイドリングストップシステム(一部モデルはオプション)などの搭載により12.6~15.4km/Lという好燃費を実現した。全車がエコカー減税に適合しており、自動車取得税と自動車重量税が75%減税される。
従来モデルよりさらに室内空間を広げ、居住性を向上させたほか、スライドドア開口部を広げ、乗降性も改良した。メーターには速度計、回転計に加え、瞬間燃費計、エコドライブナビゲーター、アイドリングストップタイマーを表示するECOメーターを採用。そのほか、クルーズコントロールシステムテレスコピックステアリング、仮眠時に快適なリラックスモード付ヘッドレスト(2.0G)、ロールサンシェード、キーレスプッシュスタートシステム、滑りやすい路面での運転を支援するVDCやヒルホールドコントロール(一部モデルはオプション)などを採用した。
エクステリアデザインには、箱型にとどまらないなめらかなラインを取り入れた。フロントグリルには水平ラインを強調した大型のメッキグリルを採用。車体色は、銀、白、青、灰、黒の5色が用意される。