「別れてしまえば赤の他人」なんていう人もいるけど、いまどきの男女は別れた恋人とどんな関係にあるのだろうか? 結婚相談所のサンマリエが運営する婚活応援サイト「恋のビタミン」がアンケート調査を行っている。
質問は「別れた恋人との関係、どうしてる?」。もっとも多かった回答はやはり「一切連絡を取らない」。男性66%、女性65%といずれも過半数を占めている。ただ逆にいうと男女ともに3割強は何らかの方法で関係が続いているということ。「しばらく期間をおいて友達に」は男性18%、女性20%、「メールはするが実際は合わない」は男性12%、女性10%だった。ちなみに「次の日から友だちに」という"切り替え上手"な男性は4%、女性は5%となっている。
「あなたにとっての元カレ・元カノの存在とは?」という質問も。男性で多かったのは「赤の他人」、「忘れるべき存在」、「思い出したくない」「思い出から消去」など、バッサリ捨て去るようなコメント。「男性は過去の恋愛を引きずりたくないばかりに、臭いものにフタをするかのごとく、意識的に『元カノは存在しなかったもの』としているように思えます」(同レポート)とのことだ。
一方の女性では、「思い出の中の人」、「過去の出来事の登場人物」など、心の中にとどめておくタイプと、「消耗品」、「過去どころか、性格とか、記憶から消える。会っても『誰?』と真剣に考えてしまう」など、すっかり忘れてしまうタイプが多かったという。
破局後も何らかの関係が続いている場合、元恋人はどんな存在に映っているのだろう。「素直になれる友達」(26歳男性)、「本性を見せられる大事な友人」(27歳女性)、「相談相手。困った時の連絡先」(29歳女性)など、なんでもオープンにできる話し相手・相談相手としてみていることが多いようだ。
ただ、こうした関係には否定的な意見も多い。「それなりの決意で別れたのだから、ダラダラと関係を続けない。新しくできるであろう彼女にも失礼」(28歳男性)、「元カレは良き理解者であり、友だちを超えた大切な存在。でも今の彼が嫌がるので、連絡は基本的に避けてますし、会うことはないです」(27歳)など、現在あるいは未来の恋人を不安がらせないためにという理由が大きいようだ。
同調査は、昨年6月5日~18日にワンクリックアンケート方式で実施。男女合わせて439人から回答があった。