ソフトバンクモバイルは16日、Ustreamスタジオ渋谷(渋谷区宇田川町)にて「S-1バトル」ラウンド4の殿堂入り表彰式を行った。栄冠に輝いた渡辺直美には、賞金1,000万円のパネルとトロフィーが贈られた。
携帯電話ユーザーの投票によってチャンピオンが決まるお笑い映像コンテスト、S-1バトル。昨年度とは少し選出方法が変わり、今年度は5週連続で勝ち抜いた芸人に賞金とグランドチャンピオンへの挑戦権が与えられている。今回のラウンド4を制したのは、渡辺直美の「ふり向けばデブがいる」だった。同コンテストで女性芸人が優勝したのは初めてとなる。
表彰式の模様はUstreamで生中継された。また、同社初の試みとして3D対応機種「GALAPAGOS 003SH」向けに3D映像でもライブ配信された。表彰式には、2010年K-1 WORLD GPを制したアリスター・オーフレイムがプレゼンターとして招かれた。「外国人と、ムキムキな人」がタイプだという渡辺。アリスターの印象を聞かれると、「どストライクです。お付き合いしたい。なんとかならないですかね…」とコメントし、笑いを誘った。
囲み取材で渡辺は、優勝の喜びを素直に口にした。「何度もVTRを見ているうちに、自分でもどこが面白いのか分からなくなってきた」という今作品は、食べ物への執着心を映像化したもの。プロデューサーと喧嘩までして完成させたという。映像は現在、ソフトバンクモバイルのWebサイトから視聴可能だ。
賞金1,000万円の使い道を問われると「洗濯機と冷蔵庫がないので、とりあえず買います。あと、協力してくれた出演者などと一緒にご飯を食べに行きたい」と答えた後、「全身脱毛もしてみたい」と付け加えた。
ちなみにソフトバンクモバイルでは「S-1バトル」のAndroid向けアプリの提供を今月から開始した。ユーザーはAndroid マーケットから無料でダウンロードできる。対応機種は現在、「GALAPAGOS 003SH」「HTC Desire HD 001HT」の2モデルで、今後順次拡大する予定。動画視聴には無線LAN環境が必須で、S!ベーシックパック(月額315円)およびパケット定額サービスの加入が必要条件となる。