映画『シュレック フォーエバー』が18日、公開初日を迎え、都内の劇場で行われた舞台あいさつに、日本語吹替え版のボイスキャストを務めた浜田雅功、藤原紀香、山寺宏一、竹中直人、劇団ひとりが出席した。

映画『シュレック フォーエバー』の初日舞台あいさつに出席した藤原紀香 拡大画像を見る

『シュレック フォーエバー』は、2001年に第1作が公開された3DCGアニメーション映画シリーズの第4弾。過去のシリーズで"おとぎの国"を救い、フィオナ(藤原)と結ばれたシュレック(浜田)が、ペテン師のランプルスティルスキン(劇団ひとり)にだまされてしまう。独裁をもくろむランプルスティルスキンを倒すべく、シュレックと仲間たちが立ち上がる。

足掛け10年にわたりシュレックを演じてきた浜田は、「第1作の時から言っているんですけど、僕以外の皆さんが本当に上手なんですよ。周りの人に助けられながらやってきました」と感慨深げにコメント。同じく、第1作からフィオナを演じ続けてきた藤原は、「浜田さんは"関西弁"のシュレックなので、それに引っ張られないようにするのが大変でした(笑)」と意外な部分での苦労話を披露。その一方で思い出も多いと語り、「各国の映画祭やイベントに参加できたことがうれしかったですね。ロサンゼルスでは、(英語版フィオナ役のボイスキャスト)キャメロン・ディアスさんと一緒にレッドカーペットを歩くことができました」と振り返った。

ヒット祈願の鏡割をする出演者。左から劇団ひとり、山寺宏一、浜田雅功、藤原紀香、竹中直人

山寺、竹中らも作品についての思い出を語る中、『~フォーエバー』が初出演作となった劇団ひとりは、「今日の舞台あいさつを迎えるまでにたくさんのイベントや取材をこなしてきました。皆さん、最後のシュレックということで作品についての思い出を聞いてくるんですけど、僕が作品に関わったのはわずか4カ月だけなんです。しかも、アフレコに関しては5日間だけですし……。ですから、インタビューでは毎回うその思い出を語ってきました(笑)」と衝撃の発言を。一方で、「この作品の映像は本当にすごいんです。3Dと言えば、青い体の生き物が出てくる『アバ…』何とかという作品がちはほやされてますけど、これからは、『3Dと言えば、緑のシュレック!』ということでよろしくお願いします!」とPRも忘れなかった。

浜田シュレックの"関西弁"について触れるも、「あんたも普段は関西弁やないか!」と逆にツッコまれ、頭を下げる藤原

浜田から「なんでずっと小指を立ててるの? あと、衣装が変!」と指摘された竹中は「別にいいじゃないか!」と反論

映画『シュレック フォーエバー』は新宿ピカデリーほかで全国公開中(3D/2D同時公開)。