カプコンとレストランカラオケ「SHiDAX(シダックス)」のコラボ企画「狩りOK!(カリオケ) モンスターハンターポータブル3rd 集会所」に、『モンハン フィールドルーム』がオープンした。部屋一面がモンハン。まさにハンター気分に浸れる特別ルームだ。
ときに場所を求め、電源を求め、食を求めて街を彷徨うハンターたちにすべてのサービスを提供する場──それが「狩りOK! モンスターハンターポータブル3rd 集会所」だ。シダックスでは、2011年1月31日(月)までの期間限定で、カラオケルームの利用プランとして「モンスターハンターポータブル3rd」のプレイ用パックを提供している(表)。利用者には電源タップを貸し出し、さらに"モンハン"にちなんだ特別飲食メニューも用意。まさに"食っちゃ狩り、食っちゃ狩り"をリアルにサポートしようという試みなのである。
■狩りOK! モンスターハンターポータブル3rd 集会所 | ||
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内容 | 価格 | |
3時間ルーム利用、電源タップ | 昼:1,000円、夜(18時以降):1,500円 | |
3時間ルーム利用、電源タップ、こんがり肉、ギルドピザ、アイルーパンケーキ、ドリンク飲み放題 | 4,300円(ソフトドリンクの場合は3,800円) | |
※受付時に「モンハン部」携帯画面を提示すると総額の5%引き |
そんなハンターライフをさらに盛り上げるのが、16日からオープンした『モンハン フィールドルーム』。「ハンターさんに、よりハンター気分を味わってもらうため」(シダックス担当者)、まるごとモンハン色に染め上げた特別仕様の部屋だ。東京・新宿歌舞伎町クラブ、大阪・道頓堀2丁目クラブ、名古屋・栄住吉通クラブの3店舗に1部屋ずつ用意した。新宿歌舞伎町クラブでは「渓流」をイメージ。壁一面に描かれた巨大な「雷狼竜 ジンオウガ」が威圧感を醸し出す部屋となっている。大阪は「火山」と「ティガレックス亜種」、名古屋は「孤島」と「リオレウス」「リオレイア」という組み合わせだ。各店舗に1室しかないため、利用する際は事前予約がオススメとのことだ。
気合いの入ったモンハンフーズたち!
今回のカプコンとシダックスのコラボ、単に場所と電源を提供するだけのサービスにとどまらない。「モンハンは食と親和性の高い」(カプコン担当者)ゲームであり、そこに登場する食の再現性にはかなり気を遣ったようだ。コラボ先がシダックスだったのも、同社がフード事業を基盤としていることが関係している。そしてもちろん、特別飲食メニューは満足のいく出来となった。
モンハン用パック/コースの利用者だけが注文できる特別飲食メニュー。メニュー企画は、シダックス社内のモンハンマニアの女性スタッフも参加。プレイタイムが2,000時間超のガチハンターだった彼女からは「非常にマニアックなメニュー」が提案されて一堂唸ったという話も |
シリーズの代表的な食である「こんがり肉」。「特注の骨付きハンバーグを豚バラ肉で巻いてボリューム感を出した」(シダックス担当者)。周囲がカリっと焼かれ、中はやわらかく、食らいつきやすい。ぜひ一人一本、"あのシーン"をイメージしながら貪ってみたい一品だ。ギルドマークをあしらった「ギルドピザ」は、マークに含まれる4つの紋章ごとに味を変えてある。ハーフ&ハーフタイプのピザを提供している同店だが、1枚で4種類の味付けが楽しめるのはギルドピザのみだ。これ以外にも、アイルーと肉球を盛りつけた「アイルーパンケーキ」、柚子ハチミツとメロンソーダを自身で調合して作る「回復薬グレート」、ジンオウガの強さをイメージしたジンベースのカクテル「ジンオウガトニック」(アルコール少々強め)などを用意。こうしたメニューが、日本各地のシダックス店舗で堪能できる(一部店舗除く)。スタミナ切れのハンターはぜひ空腹を満たしに行きたいものだ。
キャンペーンではモンハン用メニュー/コースの利用特典として、特製ランチョンマットとコースターのオリジナルグッズセット(12月と1月でデザインが異なる)などをプレゼントするほか、クリスマスや正月の限定特典も提供される。また、両社のコラボ企画として、2011年1月15日には、シダックスのパーティルームを使ったイベント「第2回 モンハンカフェ リアル集会所」を開催する予定となっている。特典やイベントの詳細はキャンペーンサイトで確認してほしい。
余談だが、以前からもシダックスの店舗では、MHP目的の利用者は多かったようだ。部屋にあるコンセントが狙いだろうか(同店はカラオケ機材用とは別に鍋用のコンセントがある)。今回、パック利用者に電源タップを貸し出すことについて同社担当者に伺うと、「(部屋の電源を使うことに)うしろめたい気持ちでプレイされるのでは申し訳ないので、堂々とやってください、ということです(笑)」とのことだった。