アメリカの俳優、ブラッド・ピットがプロデューサーを務める映画『キック・アス』のPRイベントが15日、都内で開催され、なだぎ武と加藤夏希がトークショーを行った。
映画『キック・アス』のPRイベントに出席した加藤夏希(右)となだぎ武 拡大画像を見る |
『キック・アス』は、一風変わったヒーローの活躍を描いたアクション映画。オタク少年のデイヴ(アーロン・ジョンソン)は、自前のコスチュームを着ることで"キック・アス"という名のヒーローに変身。しかし、衣装だけで何の能力も持たない彼は、銃器取り扱いなどの高度な訓練を受けた美少女ヒーロー"ヒット・ガール"(クロエ・グレース・モレッツ)とその父"ビッグ・ダディ"(ニコラス・ケイジ)の力を借りて、犯罪者たちに立ち向かっていく。
なだぎと加藤は、それぞれキック・アス、ヒット・ガールの衣装を着て登場。グリーンの全身タイツのようなコスプレを披露したなだぎは、「こういうのはコントで着なれていますから。トイレでは大変だけど、もうひとりの自分になれたみたいで楽しいですね」とコメント。アニメやコスプレ好きとして知られる加藤の着こなしについても触れ、「このまま自分の部屋に置いておきたいくらいすてきですよ~。ちなみに、僕はイベント開始の30分くらい前に着替えましたけど、夏希ちゃんは1時間前には完全にできあがっていました(笑)。マスクまでしてたからね」と暴露。なだぎのリップサービスかと思いきや、当の加藤も「何でしょうね、マスクを装着すると落ち着くんです(笑)」と否定しなかった。
今春、お笑い芸人の友近と"円満破局"したことを公表していたなだぎに対し、報道陣からは、「やっぱりヒーローになって女性を守りたい?」との質問が殺到。なだぎは、「そうですね。やっぱり男ですから。ただ、僕の場合は守り切れなかったのかも。相手のレベルが高すぎたんですよ」と苦笑い。さらに続けて「ヒット・ガールとキャサリン(友近がネタで演じるキャラクター)、どっちが強い?」との問いには、「役の上ではヒット・ガールでしょうけど、衣装を脱いだキャサリンはその100倍ぐらい強いんですよ。短い手足を使ってものすごく攻撃してきますから、あなどれません」と笑わせた。
一方、お笑いコンビ・オリエンタルラジオの藤森慎吾との熱愛が取りざたされている加藤にも、「今の恋のお相手は、ヒーローのように強い?」と質問が。加藤は「…よく分からないです」と回答し、関係者に守られるようにして会場を後にした。
映画『キック・アス』は12月18日より、シネセゾン渋谷、テアトル梅田ほかで全国公開。