三大都市圏在住の20~40代の男女を対象に実施したクリスマスプレゼントの傾向に関するアンケート調査では、今までにプレゼントされたことがないもののうち、もらえたら嬉しいものについて「家電」という答えが男女ともに多かったという。そこで今回は、クリスマスプレゼントにおすすめの家電たちを紹介したい。
5,000円以下
mix-style「バス プラネタリウム」
本を読んだり、音楽を聴いたりする人もいるけど、入浴中は基本的にすることが限られてしまう。それで、時間を持て余して、カラスの行水になってしまう男子も少なくないのでは? でも、寒い冬くらい、しっかりと湯船で温まって、疲れを癒したいもの。そこでおすすめなのが、部屋はもちろん、お風呂の中でもプラネタリウムが楽しめる「バス プラネタリウム」。露天風呂気分に浸りながら、知らない間に星の知識を身につけることができる優れものだ。
バス プラネタリウムは全部で3種類。「White」は多くの人になじみがあり、また冬を代表するオリオン座を中心とした星空。「Black」はさまざまな神話を持つ北斗七星を中心とした星空。「Pink」は名前を聞いただけで憧れが募る南十字星を中心とした星空。クリスマスには、やっぱりWhiteから始められてはいかがだろうか? もちろん、星空については、天文研究家の浅田英夫氏に星図制作、監修を依頼するなど、リアルさに徹底的にこだわっている。
5,000~1万円程度
エレクトロラックス「Kaffe Te」
個人的な意見だが、コーヒーと紅茶では、それにまつわる世界観が違うような気がする。コーヒーは映画を見たり、本を読んだり、考えごとをしたりとひとりの世界に浸りたいときに。対して紅茶は人を招いてパーティーをしたり、家族との会話を楽しんだりしたいときに、といった風に。
コーヒーと紅茶。似ているようで異なる二大人気飲料を一台で楽しめるのが、世界的家電メーカー、スウェーデンのエレクトロラックスの「Kaffe Te(カフェテー)」だ。製品の特徴は、フィルターにある。コーヒー用には浅型、紅茶用には葉から味と香りを引き出すために深型と2種類のフィルターを用意。それらは何度も繰り返し使えるパーマネントフィルターなので、フィルターを買い足す必要がない。さらに、水タンクの蓋のくぼみにのせられるので、フィルターの置き場所にも困らない。また、約100mlから抽出が可能なので、いつでも気軽にコーヒー&紅茶を楽しむことができる。カラーは、オーシャンブルー、チョコレートレッド、ストーングレーの3色を展開。
ひとりっきりの静かな時間が好き、あるいは家族や恋人、友だちとのおしゃべりの時間が好き、といったコーヒーと紅茶を愛するすべての男性へ。
1万~3万円程度
デバイスタイル「WA-1」
もし、「もっとも感動した一本の映画」や、「人生を変えた一冊」を選んでください、と尋ねられたら、きっと考え込んでしまうだろう。それと同じように、「大切な人と、特別な日に飲みたい一本のワイン」を選ぶとしたら、その人のことを思い浮かべながら、思い悩むことだろう。そして選び抜かれた一本は、その特別な日を迎えるまで、最高のコンディションを維持したい。
そのためにおすすめなのが、デバイスタイルの一本収納ワインセラー「WA-1-K」。最大の特徴は、モイスチャーサーキュレーションシステムの採用。湿度の変化が激しい日本でも、常時65%以上の湿度をキープし、コルクの縮みを防ぐ。また、温度に関しては、室温が高いときは冷却運転、室温が低いときは加熱運転を行い、ワインに合わせて設定した温度(12度・14度・16度の3段階の設定が可能)をキープする。
置く空間を選ばない、スマートで品のあるデザインもポイント。振動も静かなので、ベッドサイドに置いても、まったく気にならない。ウィンドウからチラリとのぞくワインラベルもさりげなく存在感を誇る。クリスマスの夜、グラスを片手に、ワイン選びのストーリーからテイスティングまでをじっくりと堪能したい。
3万円以上
EK JAPAN「22[tu: tu:]」
携帯電話や、小型ミュージックプレイヤーなど、24時間音楽がそばにあるという環境が普通になってきた現代。音楽との触れあい方が日常化、多様化するのと反比例するように、その音のクオリティに関してまで、気を配っている人は少なくなってきているように思う。だがやはり、家の中での音にはこだわりたい。現代の音楽生活に合ったアンプはないものか、と探していたときに出合ったのが、コンパクトなハイブリッドアンプ「22tu: tu:」だ。
デザインは、いたってシンプル。真空管が備える美しさを活かし、スクウェアのボックスに、2本の真空管と、2つの操作のダイヤルでデザインを構成。グレーとシルバーでカラーリングされ、表面の仕上げにまでこだわった、凛とした心地よい緊張感のある一台だ。つなげる音源に関しては、LINE INに加えて、携帯音楽プレイヤーにも対応できるようにPHONE INも設けるなど、幅広いユーザーに受け入れられやすい設計。デザイナーは、ケース・リアルの二俣公一氏。建築、空間デザイン、家具、プロダクトなど、幅広い分野で活躍する新進気鋭のデザイナーである。音の素晴らしさはもちろん、インテリアオブジェクトとしての佇まいさえ美しい逸品だ。