日立アプライアンスは14日、オーブンレンジ「MRO-GT5」を発表した。発売は1月20日。価格はオープンで、市場価格は2万5,000円前後と予想される。
MRO-GT5は、MRO-FT5の後継となる、総庫内容量18Lのターンテーブル式オーブンレンジ。低価格な単身者向けのモデルではあるが、オートメニューが充実しているのが特徴で、オートメニュー数は従来が17から18に増やされている。また、簡単メニューも、従来の「焼きそば」「簡単どんぶり」に加えて、新たに「冷凍めん」「簡単煮物」を搭載。冷凍めんは、冷凍のうどんやそば、ラーメンなどを手軽に調理するコースで、麺と水(または湯)をどんぶりに入れて、本体前面にある「冷凍めん」ボタンを押すだけで、解凍/調理が行われる。簡単煮物は肉じゃがやサバのスープ煮、ポトフなどを手軽に作るためのコースで、同梱のレシピブックの内容も、これに合わせ従来の54メニューから64メニューへと増やされている。
従来モデル同様、重量、温度の2つのセンサーにより、適切な加熱を実現。また、オーブントースターに比べて庫内の広いオーブンレンジとしては、トーストの焼き上がりが速いという点も特徴となっており、約5分10秒でトーストを焼き上げることが可能だ。
レンジの最高出力は950W(マニュアル加熱時は600W/200W相当/100W相当)。オーブン/グリル用のヒーターは庫内の上下に設置されており、オーブンの最高温度は250°C。最大消費電力は、レンジ使用時が1,450Wでオーブングリル使用時は1,390W。本体サイズは、470(W)×300(H)×400(D)mmで、質量は約11kg。設置の際には、壁との間に、両サイドは50mm以上、背面は100mm以上、上面は200mm以上の空きが必要となる。