JR東日本は15日から、山手線で試行的にLED照明を採用した車両を運行する。E231系電車1編成11両の客室照明を蛍光灯からLED照明に交換するという。従来の蛍光灯に比べて約4割の消費電力が削減でき、二酸化炭素の発生量約12tを削減する見込みとのこと。
鉄道車両の天井部に設置する部品は、万が一の火災対策として不燃性基準をクリアする必要がある。そのため同社はグループ会社と共同で、不燃性の高いLED照明装置を開発した。今回は試行的に「現行の蛍光灯具を本体ごと交換するタイプ」と「蛍光管のみを交換するタイプ」を搭載するという。