データシステムは15日、コンパクトな車載用地上デジタルハイビジョンチューナー「HIT7700」を発売する。価格はオープンで、推定市場価格は3万9,800円前後。
HIT7700は、4本の高感度アンテナと独立した4つのチューナーの採用により、電波状況が不安定なクルマの中でも安定した受信を可能とした地デジチューナー。アンテナは360度全方位受信を実現した高感度フィルムアンテナで、車両の進行方向による影響を受けにくく、広範囲の電波を安定して受信するという。
チューナーにはシャープ製モジュールを使用しており、優れた受信感度と高画質を実現。さらに、独自の設計技術とminiB-CASカードの採用により、突起部含まない本体サイズが156mm(W)×92mm(D)×21(H)mmという小型化にも成功している。
出力端子として、一般的なRCA端子とハイビジョン出力が可能なD端子を装備し、D2以上のD端子入力を持つモニターと接続が可能。D3以上のD端子入力を持つモニターと接続すれば、高精細ハイビジョン映像で地上デジタル放送が楽しめる。また、iPhoneやDVDといった他のAV機器を接続できるAV入力を備え、リモコンで地上デジタル放送とAV入力を切り替えられるAVセレクター機能も搭載する。
そのほか、12セグ / ワンセグ自動切換機能、自動中継局サーチ機能、緊急放送警報対応など、車載用地上デジタルチューナーとして必要な機能も充実。また、受信チャンネルを純正のステアリングスイッチから切り換えできるステアリングリモコンアダプター「HOP001A」も、別売オプションとして用意している。