思春期のトラウマから英語への苦手意識がより強くなったという、営業マンのAさん(35)。それは高校生の時、修学旅行先のニュージーランドで起きた些細な出来事だった。「4泊5日の短い旅行でした。ホームステイ先の家族が運転する車に乗り、空港から家に向かう途中、車内がとても暑かったので『窓を開けてくれませんか?』と英語で尋ねてみたんです」。
ところが、窓を『window』と言うところで『door』と言ってしまったからさあ大変。「『ドアを開けてくれませんか』と言ってしまったんです。車は時速130~140kmで走行していたので、ホームステイ先の家族はびっくり仰天、その後車内が爆笑の渦だったのは言うまでもありません。ホームステイ先には同じ年頃の女子高生がいて、ますます恥ずかしかったことを覚えています」
思春期に、女子高生の前で大恥をかいてしまったAさんにとって、些細な出来事は次第に心に大きなしこりを残すことになる。英語への苦手意識を払拭できないまま、社会人になったAさんは、しばらくは英語を話す機会もなく、「英語が話せなくても何とかなるさ」と高をくくっていた。
ところが、営業担当の配置換えで、Aさんは外資系企業に行く機会が増え、急に英語を使う機会が増えてしまったという。「名刺交換の時、とっさの一言が出てこないので大変苦労しました」。英会話学校に通うことも考えたが、人前で英語を話す勇気が持てず、悶々としていたところに出会ったのが英語学習ソフト『ロゼッタストーン』だった。
まずは人前で話さず、じっくりと勉強したかったAさんにとって、『ロゼッタストーン』はまさに願ったり叶ったりのソリューション。「人前で話すのは恥ずかしいのですが、誰かに自分の発音をチェックしてもらいたいという気持ちも一方ではありました。ただ、聞いたり、見たりするだけの教材より、自分の発音をその都度チェックしてくれる『ロゼッタストーン』を知って『これだ!』と思ったんです」。
『ロゼッタストーン』のホームページにフリートライアルがあって、試せることを知ったことも動機のひとつ。「体験してみる」のページの「まずは体験してみる」から入り、「フリートライアル利用登録フォーム」でメールアドレスを登録。登録したアドレスにメールが届き、そこからアクセスすればOK。マイク機能があれば、スピーキングを含むほぼすべてのトレーニングが体験できることに大変驚いたという。「数万すると覚悟していた『ロゼッタストーン』が無料でここまで体験できるなんて……これはやらなきゃ損! というものでしょう」。
フリートライアルを使って、すぐに勉強を始めたAさん。ヘッドセットを使い、絵を見てそれにあった単語を発音しながら進んでいく形式にすぐ慣れたという。「人間じゃないので、気軽にできますね。でもソフトとはいえ、発音にはかなり厳しくてびっくりしました!!」。レベル1では「woman」と「women」の発音でつまづき、基本の発音からしっかり学ばなければならないと痛感。「自分の発音とネイティブの発音をグラフで確認できるので、何度も反復練習しました。正解したときはとても嬉しかったです!」と喜びを隠さない。
また、ひとつのテーマを発音練習やクイズ形式など様々な角度から学ぶため、「自然と身についていくのが実感でき、これまでにない手ごたえを感じているという。レベル2、3と進んでいくとより長い文章の発音など、難易度も上がっていくが、「反復練習をしながら進めていけば、無理なく英語が話せると思います」と笑顔を見せた。
仕事をしながら英語を勉強するのは至難の業。途中で挫折してしまったら……という不安もあったが、「さまざまな形式で問題が出されるので、飽きずにどんどん学習を進められる」とのこと。将来的には仕事で簡単な英会話を使えるまでになりたいと意気込んでいる。「いつかは人前に出られるようになったら……それまでは『ロゼッタストーン』で頑張ります!」